3日連続の下関市

下関市安岡の園芸センターで「古農具展」が開かれており水曜日に立ち寄った。


なかでも「発動機」を見つけて嬉しかった。私の記憶で燃料は重油。黒煙をあげてドンドン ドンドンと重い音を響かせた。この発動機をどう使いこなすかは農家の人の知恵にかかる。機械は回転力だけが仕事で、そこにベルトをかけてどんな仕事をさせるかを問われる。


農園の地域で年前、この種類の発動機を庭に据えていろいろな農作業をされていた古老がおられた。裸のベルトが音をたてて回っている、巻き込まれたら命はないように思えたが家族総出で働いておられた。お百姓さんはあらゆる技術を駆使される。また農舎のなかは錆び付いた農具はなく整頓されていた。


水曜日と木曜日、下関市内などを走った。きょうも下関市内に配達と集金があった。お昼に農園に戻ったが疲れを感じた。以前なら昼ごはんに缶ビールが定番だったが、最近はアルコール抜きのビールになった。昼寝30分で疲れが消えた。


美祢市のカフェ ギャルり「とりのこ」できのうお借りした漫画「あずさ弓の如く(上・下)」を読んだ。

会津飯盛山で自刃した白虎士のなかで生還して、美祢市小杉つまり敵の長州藩中隊長 楢崎頼三の自宅で養育され、数奇な運命を生きた飯沼貞吉の物語。

この小杉集落には月曜日に配達をしている。91代文部大臣 高見三郎も小杉の出身。いつかホーム画面で小杉を紹介します。


『富を活かす』


 人間の欲望には際限がありません。

 欲望に目がくらみ、「あれが足りない」「これが足りない」とどこまでも求め続ける生き方は、もうそろそろ止めにしなければいけません。

 この日本は、普通の生活を営んでいくには、十分過ぎるくらいに富んでおります。これからは、自分に与えられた富を自覚し、その富をどう活かしてくかを考えるときだと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


特大サンマが300円

唐戸魚市場、朝の海峡。

サンマがここでは一匹200円が平均的。三匹で500円にするよ!と声をかける店もあるなかで一匹300円の特大サンマを二匹とアゴ折りのアジを買った。

今夜は家内が泊まるのでサンマは焼いて、アジは刺身に造ってもらおう。アジの頭はネコがきれいに食べてくれる。


最近は晩酌から寝酒の量が減った。寝酒のとき受けた電話の内容が記憶にないというようなことはない。ほどほどに酔ったら自働ブレーキが作動している。

その結果、二日酔いがない。血圧が安定した。長年にわたり酒で身体に負担をかけていた。


台風が接近中。農家の方が収穫間近の稲穂を眺めながら「収穫でコンバインをたんぼにいれるとき、台風で稲穂の向きがばらばらになったら刈れんのんよ」台風の進路に一喜一憂の毎日と話された。


午後、美祢市まで戻りスーパーマーケットで買い物。鮮魚コーナーのサンマは298円だった。一匹のサンマの流通でまわる経済


明日も3日連続の下関市。少し疲れを感じているが寝ることが私のカンフル剤。


『受け入れる』


 どんな会社にも、二割は不要な社員がいるといわれるております。

 だからといって、その二割の社員を排除しても、新たな二割が必ず発生するものです。

 大切なことは、排除するのではなく、受け入れるという考え方です。不必要と思われている二割の社員がいるからこそ、周りの社員が頑張れるということもあるのではないでしょうか。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

ダーウィンが見た!

有帆川の風景を撮ろうとカメラをかまえたとき、遠くの石の上に亀らしきものが見えた。ズームしたら交尾の真っ最中。クサガメとミドリガメと思われた。


数年前、ツバメの巣を狙う大きなアオダイショウを警戒していた。巣の近くまで来ていた。殺しはしないが棒で追い返そうとしたらグルグル巻きの太い胴体が絡み合い頭がふたつあった。ピクピク動く尾もふたつ。もつれあったヘビは交尾中だった。不気味な光景と見るか神聖で縁起がよいと見るか。わたしには不気味でしかなかった。


水曜日の朝は気忙しい。6時に下関市に向けてスタートするために3時の起床。5時に朝ごはんを済ませたらスタートラインにつける。

配達先の軒数は少ない。ネコが甘えた声で缶詰を持って来いと鳴く。犬も排便と排尿に行きたい顔つき。散水を待っているカボチャとハヤトウリも気になる。


優先順位は掃除から。布団をあげた床に掃除機をかけてトイレと風呂の掃除。終えてブログ ホーム画面の更新とFacebook。まだ暗い5時過ぎにゴミの焼却。いろいろ済ませて6時に神様と母にかしわ手をうって愛犬とキスをして出発。


下関市安岡の園芸センターに「古農具展」の看板を見つけて立ち寄った。

たくさん人力農業時代の道具が展示されているなかに「肥担桶(こえたご)」があった。小学生のとき母からおつかいを頼まれた。夕食の食材で「早ようこうて来て」ということで、畑のなかを一直線に店屋に走った。肥ツボという人糞を発酵させて肥料にするツボ(落とし穴)があった。肩ぐらいまで糞ツボにはまった運のつき。その肥を担ぐ桶があった。明日のホーム画面で桶を載せます。


『掃除は毎日』


 掃除は、たまにまとめてやっても価値が半減します。毎日掃除をするからこそ、意味があります。

 私は、毎日の掃除を通して、積み上げることの大切さを体感し学ぶことができました。人様がたまにやることを、しょっちゅうやる。また、人様がときどき気にかけることを、いつも気にかける。人様が見過ごしたことを拾い上げる。そういう考え方で掃除を続けてきました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


補聴器で人生が新鮮になった

火曜日は、配達最初のお客さまが農園から近いので7時ごろ農園をスタートする。それまでに済ませておく仕事も落ち着いてできる。

日曜日にイノシシが掘り返した場所をユンボで整地した。昨夜はその近くを荒らしていた。農園は漁網でイノシシ対策のバリアをめぐらしているが、車が通行する川土手の道だけは夜とはいえ遮断することはできない。そこから入ってくるイノシシ。今夜は強力に点滅する赤いランプを設置してみよう。


朝エンジンをかけたら農園に戻るまで止めない。車内の温度をあげないことが目的。

撮影は配達を終えて農園に戻る途中に設置されている温度計。経済こそが人類の幸せのような錯覚に「そろそろ気がつけよ」と世界的に異常といわれる気象に神様が警鐘を鳴らしているように思う。台風21号も小笠原付近で発生した。


80歳を過ぎた農家の夫婦。ご主人は、深夜の横断歩道の信号が赤なら、車が1台も見えなくても青に変わるまで待つような直角人間。炎天下でも背筋をたてて畑に向かわれる。難聴で会話が成立しないけれど笑顔で毎週挨拶が成立している。きょう「こんちわ!」と畑の主人に声をかけたら「おお!暑いのぉ」と返事をされた。そばに行って「聞こえたかね」と言うと、両耳の補聴器を指さして「これのおかげ」と嬉しそう。

地域の会合に出ても聞こえない。テレビもラジオも聞こえない。ばあちゃんが耳元でたっけってご飯がわかる数十年を暮らした。もう長くはないから最後の贅沢と決心して買った補聴器は71万円。来週から野菜の話をしましょうやと盛り上がった。


『艱難を喜ぶ』


「吾ら、艱難をも喜ぶ。そは、艱難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ずると知ればなり」

 聖書の一節です。

 人間は、困難な目に遭うと忍耐力が生まれます。

 困難こそが忍耐力を育む唯一の方法だと思います。

 忍耐力ができてくると、何事にも練達をし、希望が生まれてきます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

じいちゃんと握手で別れた

先月、美祢市の山あいでばあちゃんの介護をしながら暮らしているじいちゃんの姿を紹介した。

今朝、いつもの6個を届けて声をかけたらじいちゃんが出てこられた🔶あだちさん、長いあいだ少ない数のたまごを配達してもらいありがとう。きょうで配達をとめてもらいたい🔶丁寧に頭を下げられた。


要介護認定「5」のばあちゃんが自宅におりたいと言うので長年の老々介護。最近になり、世話をしてくれるじいちゃんの負担も考えて施設に入る決心をされた。といっても順番待ちは20何番目。

施設に入ればお金がかかる。毎週192円のたまご代も倹約しておきたいと話された。私は脱帽して「ありがとうございました」とお礼をした。


豪雨でJR 美祢線が寸断された。待ち望んだ復旧の通過する1番電車に国旗を振ったじいちゃん。たまに美祢市内のスーパーマーケットでお会いしたら果物がいつもカゴに入っていた「女房が好きなんじゃ」と。愛犬のコロが溜め池で死んだとき、翌日の配達のときムシロをひろげて「あだちさんに線香をあげてもらって埋めようと待っていた」

草刈りのとき腰に布袋をさげて、草刈り機の刃にあたる小石を入れていた。農舎の整頓は抜群。

このじいちゃんから「男らしさ」を私は教わった。握手でお別れした。


日曜日の夜の楽しみは「西郷どん」それを見ることなく昨夜は寝た。3時、いつものように目覚めたが起きれない。きのう午後から大汗をかいた仕事が尾をひいている。4時に携帯電話のアラームで月曜日のスタートをきった。


『心の鍛え方』


 心を鍛える具体的な方法は、気づいたことをサッと処理する習慣を身につけることです。

 けっして、そのうち何とかなるだろうと見過ごさないことです。

 気づいたら「そのうち」ではなく「そのときすぐ」に、「まとめて」ではなく「少しずつ」、「誰かが」ではなく「自分が率先して」まず取り組むことです。

 億劫がらない実践が心を鍛えます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


午前は神参り 午後は汗まみれ

月末の日曜日は山口市内でアルミ缶を回収している。

きょうは山口大神宮に参拝したいと思って農園を出た。給油と買い物、アルミ缶の回収を終えてお参り。


県内初詣のスポットとして名前は知っていたが初参拝。感想を一言にすると「背筋がしゃんとした」外宮と内宮がセットで本殿。たたずまいのスケールは勿論ちがうが厳粛ということでは同じ。

なにか祭事がおこなわれて太鼓が境内に鳴り響いていた。そこにサビエル聖堂の鐘の音が混ざり信仰のコラボレーションに鳥肌がたった。


先日、安田 登先生の「古事記」の講話で登場した伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)・伊邪那美尊(いざなみのみこと)をご祭神の多賀神社。お稲荷神社も大神宮境内にあった。


日射しが痛いぐらいに感じたが瑠璃光寺は近いのでお参りした。


午後から炎天下。桜並木に1000リットルの散水。イノシシが掘り返した場所をユンボで整地。ユンボを出したので枯れた木にワイヤーをかけて倒した。大量の汗をかける体力がまだあることを神様に御礼申し上げた。


『ロイヤリティ』


 当社は、フランチャイズ式で店舗展開しておりますが、ロイヤリティはいただいておりません。

 出店を希望される会社が、研修として社員を派遣してこられる場合、日当を支払わせていただいております。

 一定期間、お預かりした社員さんが、何がしかのことを習得してくだされば、いずれ私どもも恩恵を受けられるという感謝の気持ちです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

家が壊れるほどの叫び声

昨年11月15日の日記で、長府「あけぼの珈琲」で初対面となった藤中さんを紹介している。


Facebookに妄想短編小説を唐突に出す人。だいたいサングラスにツバヒロ ハットに白髪の口ひげをたくわえた人。長府まち興し数々の行事に顔を出す人。車を持たず原付バイクで登場する人。プライベートは語らないが90歳をこえたお母さんと同居して世話をしている人。ネコが増えて困っている人。その風貌から通称「カバ隊長」と呼ばれている人。


彼が描きためたり作った不可解な作品展が月曜日から開催されてきょう幕をおろす。明日のホーム画面でも作品を紹介します。


配達から戻ってお昼のニュースを見ていて「上手い!」と声が出た。

岩手県の民家に今朝クマが侵入して台所で米や炊飯器のご飯を食べていた。その物音に54歳の奥さんが台所の戸をあけてクマを目撃、そのときをご主人が描写した「家が壊れるほど妻が叫んだ」と。クマは台所から飛び出して山に消えた。


昨夜の録画はプラハ駅のピアノが主人公。通りすがりの誰でも勝手に弾いてよい。宮崎市橘通にもそれがある。

チェコは私に馴染みはなかったが、街中に音楽があふれ建物がとても素敵な街だった。


子供から大人まで、様々な国の人が全部で10人ぐらい演奏して番組が終った。私もなにか身につける勉強をすればよかったということ。音楽に国境はないこと。このふたつを感じた。


『異質の社員がいるからいい』


 私が掃除をするからといって、全社員が参加するわけではありません。

 約二割の社員は、いまだに掃除をしていません。

 それでいいのです。

 むしろ、全社員、同質の価値観で動いているほうが異様な感じがします。

 会社は、同質の人ばかりが集まったときに、腐敗するものです。官庁がいい例ではありませんか。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

ゆっくり休養の金曜日

京都の長女から届いたメールです。甥の高校生が部長をしている有馬高校吹奏楽部は金足農業高校の応援に加わったそうでした。


🔶みちお君ところの長男、光一君のおかげで、高校野球たのしませてもらいました。有馬高校吹奏楽部でトロンボーンをふいてます。

閉会式で虹がでましたと写真送ってくれました。🔶


きょうの予定はひとつだけ。家内の車のオイル交換を防府トヨタに10時で予約している。

4時に起きたけれどもゴロゴロして6時。正志が農園に着いて仕事をはじめる気配を感じても起きる気になれない。仕事の予定がないと身体に力が入らない。8時に正志が私の愛車で山口市・防府市に新南陽市に向けて農園を出た。パートタイムの人も仕事をはじめたので布団をあげた。


台風一過は涼しい青空。それは台風が西から東に移動して、大陸の秋の空気を送り込んだときの話し。今回の台風一過は湿った高温の南風がどんどん舞い込み酷暑(農園36度)になった。明日は少し雨が降る時間帯の予報。農園は乾ききっているし、水を汲み上げて井戸の周囲に散水する川の水位は最下位で小川になっている。


防府トヨタから帰りに持世寺温泉に立ち寄り。暑さのせいか貸切り湯で驚いた。


『感じる力を伸ばす』


 都合の悪いことは、いつも忍び足でうしろからやってきます。うしろから覆いかぶさり、避けられないものです。

 一方、よいことは、必ず前からやってきます。正々堂々と胸を張ってやってきます。このよいことを、どれだけしっかりとつかめるかどうかに人生はかかっています。ところが、よいことは目に見えません。感じる力を伸ばす以外に方法がありません。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


台風の被害がないことを祈ります

9時過ぎ、村上棟梁ご自宅にお届け。きょうは棟梁が楽しそうにねじり鉢巻。高齢の方から下駄箱兼 履くときの椅子に使えるオーダーメイド。


ラジオのリスナー沖縄の方からの投稿に私のアンテナが反応した。

🔶世間では「恩返し」と言う。例えば、育ててくださった両親への恩返しがそれである。その恩が返せる時に親がいないこともある。私の親は「恩送り(贈り?)」と常々話していた。

恩をいただいたら、身近な人に心をよせてできることをする。それが「恩返し」になる。🔶


19日のお昼、前川清の旅番組があった。今回は下関市内日(うつい)だった。この地域には6軒配達先があるから録画した。きょうの配達にDVD 6枚を用意して集金カバンに忍ばせて「前川清の番組で」と言うと「見たいね!」とその感想話を6軒でしこたま聞かされた。

番組のオープニングを見た1軒の方から地域の全軒に伝わるネットワークにエンジンがかかったようで、地域の絆をあらためて思わされた。


台風の通過で不安な人たち。大きな災害にならないことを祈っています。


『水濾でビール』


 ヘレン・ケラーは「無関心というのは最も怖い病気だ」と言いました。

 以前、ある駅のトイレ掃除をしたときに、小便器の水濾がものすごく汚れていました。その汚れている水濾を掃除し、最後に沸騰したお湯につけてきれいにしたら、掃除に参加した人たちが大感動され、終わったあと、水濾でビールを飲んだのです。掃除は、それくらい感動する心をもたらしてくれるのです。、


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


昨夜 今村さん同席されていた

この季節、毎年撮っているお大師さま。

絵手紙の萬代さんのお宅から撮った。JR 美祢線を背景に稲穂のなかに百日紅とたたずむお大師さまは神々しい。


数楽の会(昨夜)に今村さん一家8人が来られた。午後、奥さまからお電話で、明日が主人の納骨で家族が集まりました。今夜は主人が数楽の会で「すばらしい人にあえた」とつねづね言う、テレビ出演のときは必ず録画していました。その安田登先生が来られると知って家族で行きたいのですがと言われた。

ぜひ来てください、きょうで甲子園も終わりご主人も満足しておられます。その夜に安田先生に家族がご縁があることは、説明は私にはできないけれどレールに乗っていると思う。待っています。

長男と長女家族が子供さんを伴って、今村さんが敬愛した安田先生の「古事記」の世界に。すべてが終わって主宰の藤野先生が今村さん家族が納骨前夜、この場に揃っていることを話されて、これで終わると思った。

安田先生が藤野先生の終わりの挨拶をさえぎり、あれは謡いというのだろうか、舞台に正座をされて朗々と故人に捧げられたサプライズ。わたしはこの場に今村さんが絶対おられる、喜んでおられると確信した。


水曜日の仕事を終えてカバ隊長の怪しい個展鑑賞に行った。その感想は後日ゆっくりと。


『人相』


 世相が悪くなったぶんだけ、険しい人相の人が多くなったように思います。

 心は人相にそのまま表れるものです。

 人相をよくするためには、労せずして手に入れようとか、うまく立ち回ってモノにしようといった不安定な生き方を止めることです。あえて、大きな努力で小さな成果に甘んじる生き方を志すことです。そうすれば、例外なく穏やかな人相になります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

秋の気配は見えるけれど

きょうも35度を越える猛暑だった。けれども季節は秋に向かっていると思わせてくれたコスモス。


きのう夜、京都の照美さんから自宅の家内にお供えの宅配が届いたと知らせがあったらしい。その宅配のなかに「ブラバン甲子園」テレビ録画を入れておいた。長女の美花ちゃんがこの夏、京都大会で準々決勝まで勝ち進んだ搭南高校の応援を吹奏楽でやった。「ブラバン甲子園」の内容に桐蔭高校吹奏楽部が入っていたから届けた。


それが電話の話題になって家内が驚いた。さきほど試合を終えた金足農業高校の応援は有馬高校ブラスバンドが大会中は引き受け、その部長は照美さんからいうと甥にあたる高校生が指揮をしていると。


私はラジオで試合を聞きながら走り、番組でみた桐蔭高校の応援に耳をかたむけていた。その話は農園に戻って家内から聞いた。


今夜は数楽の会。特別講師 安田 登先生 テーマは「古事記」

とても学びたいと思っていた。19時から始まる。


『善の循環』


 日本人の我慢の欠如も大きな問題です。特に、暑さ、寒さ、時間に対する我慢のなさが人間関係をとげとげしくしています。

 人間関係がとげとげしくなると、人に対する思いやりがなくなります。

 そうなると、社会や国家が悪くなります。結果において、住み心地の悪い落ち着きのない社会になります。この悪の循環を善の循環に変えることです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


母の夢をみた

母が逝って3年。昨夜はじめて夢をみた。そのストーリーは覚えていないが笑顔は記憶に残った。

毎月23日は太秦教会で霊祭が仕えられる。母もふくめて太秦教会にまつられている多くのご先祖様のお祭り。母がまつられてから毎月お供えを宅配している。きのう、家内が品々を梱包してくれたのでヤマト便から出した。それを喜んでくれたのではないかと解釈した。


今朝6時半、岡本家の配達。立派な病名をいただかれ、先日も高熱が続いて入院され元気に退院されたお母さんと会話を交わした「私は主人の夢をしょうちゅう見ている」その理由は「はよう、こっちに来いや」と解釈されているらしい。まだまだ行けそうにない。満面の笑みを撮らせてもらった。


小学生のお子さんふたりのお母さん。回転寿司店のパートタイムで家計を助けたいと働きはじめた。

ところがお昼前の自宅に車があった「おじちゃん聞いてぇや」と玄関から出てきた。

子供さんが下痢や発熱の病気になったら、決められた日数出勤停止の規則があるので働けない。職場でトイレにいくと数々の衛生マニュアルにしたがい殺菌消毒があるのでとても面倒。パートタイム募集で採用された人もどんどん辞めてしまうので常に募集をしている。彼女も思った収入の半分にも満たないので転職先を探しているらしい。


『理想と現実』


 理想と現実には大きな差があります。

 この差を埋めるために、私たちはしばしば苦心します。

 理想は理解できても、理想に至るための方法が見つからないからです。

 頭だけでものごとを考えていると、ますます堂々巡りになり、結局何も為されないことになります。

 その点、掃除をしていると、堂々巡りから解放されることがよくあります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

午後からゴロゴロ

早朝、犬と歩いたとき亀を見つけた。雨が降らないので水量がとても少なく、川の流れが穏やかで亀の甲羅が汚れているように思えた。


次に見つけたのは桜並木に大量の虫が発生していた。葉の裏にびっしり付いているところもあり、放置したら桜は丸裸になる。駆け足で戻り新品の殺虫剤をひと缶持って、桜を1本々点検、散布しながら時間をかけて駆除した。ただでさえ水不足で弱っている桜は悲鳴をあげている。しばらく散歩のお供は殺虫剤。


9時半に防府市トヨタにオイル・オイルエレメント・プラグの交換を予約している。朝の掃除はゆっくり丁寧にできた。とくに風呂はメガネをかけてやった。


明日の月曜日は犬の2種類投薬。ダニの駆除「フロントライン」とフィラリア予防薬。フロントラインは首筋に垂らすと全身に薬剤がまわり1ヶ月はダニとノミの予防ができる。とくにマダニが多い農園では必ずおこなう。

薬の効果は明朝の投薬から始まるから愛犬のシャンプー。私が使う液体石鹸をバケツで薄めて首から下を丸洗い。終わって水洗い。


今朝の録画予約、福岡伸一先生の番組がビデオデッキの不調で録れなかった。とても残念。ハードディスクの初期化をしておいた。


午後からゴロゴロ。


『残すべき遺産』


 内村鑑三は次のような言葉を遺しております。

「人間が残すべき遺産とは何か。金や物など財産を残すことも意義がある。しかし、それは何人にもできることではない。何人にもできて、お金や物より価値があることは、勇気ある高尚な生涯だ」

 私も後世のため、せめて自分の生き方、自分の商道という遺産を残したいと考えております。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

農園は3度も涼しいらしい

きのう下関市内の配達で30分の時間調整。グリーンモール商店街に車を停めて大歳神社参拝。

毎週この石段を眺めながら「どんなお社があるのだろうか」と思っていた。長州藩を財力でささえた豪商 白石正一郎ゆかりの神社。


今朝の2時、寒くて目がさめた。萩市に向かう6時過ぎの雲雀峠は14度の気温が点滅していた。


農園は涼しいとお客様が口々に言われる。きょうは具体的な口々で説得力があった。小野田市から来られた土曜日の常連さんが「3度も涼しい」と言われたのはお昼。農園は29度だった。

3時間、川土手の草刈りと桜並木の散水(600リットル)で気持ちのよい汗をかいた。


今夜も7時過ぎには夢のなかと思う。


『掃除の効用』


 掃除を始めたからといって、すぐ儲かるというようなことはりません。

 ただ、掃除をして環境をきれいにしますと、場の雰囲気が穏やかになります。穏やかな環境は、心の荒みをなくし、怒りを抑える効果があります。

 特に、逆境のときは身の回りをきれいにしておくことによって、救われるような気持ちになるものです。

 掃除の大きな効用です。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

お盆の配達をおえた

昨夜は虫の音が賑やかに聞こえた。網戸は涼し過ぎるので窓を全部しめても暑さを感じることはなかった。


今朝の朝焼けショー劇場、約10分のあいだで様々な彩りで楽しませてくれた。そのラストの1枚です。明日のホーム画面では彩りスタートの1枚も添えます。


水曜日と木曜日の下関市は恒例の予定。けれどもお盆休みが昨日まであったのできょうも下関市に向かうことになった。配達は新山口駅近くの事務所からはじまった。まだ職員さん出勤されていない7時に置かせてもらい2号線を下った。


きょうの配達は全部が会社と商店。長府を済ませて唐戸を終えたころ、次の配達先に到着すると朝礼の最中かもわからないので30分時間調整を決めた。

グリーンモール商店街に車を停めて大歳神社に初参拝。下関港から直線でこの神社の急勾配の石段があり、本殿を通過する車中からは見ることはできない。白石正一郎ゆかりの神社と知っていたので時間調整のチャンスはここに決めた。お参りが叶って満足。


彦島から小月を経由して美祢市で配達ゴール。農園にお昼に帰りついた。走行190キロメートル。簡単に食べて1時間寝ていた。


菊川画廊から来月の展覧会ご案内ハガキを頂戴した。今回の筆跡がちがう。お嬢さん愛子さんだろうと電話をしたら本人が出た「筆跡がかわり、とても新鮮な気持ちで受けとりました」と激励。


『穢土の一日』


 大日寺発行の『おといれだより』に書いてあった一節を紹介します。

「穢土の一日の修業は、深山の千日の修業に勝る」

 現実社会で経験するいやな出来事をじっと辛抱することは、一人山奥にこもって千日修業するより、はるかに尊い修業になるという意味です。

 実生活の中で「居て染まらず」という生き方以上の修業はありません。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


雨雲が通過した

昨夜の録画「異界百名山(体験者が語る不思議な話)」を観はじめた3時。数楽の会に講師でこられた 釈 徹宗先生が出演されておられて驚いた。70分番組で背筋が涼しくなりそうな内容らしいが少しだけ観て朝の仕事に就いた。


私も不思議な体験を2回している。

宮崎県須木村で仕事をおえて、次の熊本県球磨郡多良木町に移動するとき地図上では山越えルートがあった。えびの市から加久藤峠のループ橋を通るよりはるかにショートカットできる。

それは道とは思えない草がはえた林道だった。引き返す場所もなくバンパーで草を倒しながら峠の頂上(県境)に着いた。細いトンネルの手前に公衆電話ボックスがあった。会社に連絡したい用件がありテレホンカードを持ってボックスをあけた。クモの巣が多く木の枝で払ってカードを入れたが故障?していた。

多良木町議会事務局で「峠の電話は壊れていました」と言うと職員さんが「電話なんかありません」と大笑いした。


もう1回は、九州3拍4日の出張で疲れて戻った。2号線から西岐波の我が家をめざすいつもの夜道。なかなか自宅に着かなかった。気がついたら同じ道をグルグルまわるルートを走っていた。


釈先生は、そういう体験を理屈でわかろうとしないほうがよいと解説しておられた。

霊場と言われる山々には、言われるだけのことがあるとも話されていた。今夜は続きを観るのが楽しみ。


きのうに続いて下関市。あすの金曜日も下関市の配達がある。くわえて山口市や美祢市も。会社などお客さまの都合にあわせるのが私の仕事。明日はダイハード(*_*)


『メーカーとお客様への姿勢』


 大量に買ったからといって、メーカ困らせるようなことは厳に謹んでおります。メーカーが精魂込めて製造した商品を、滅茶苦茶な値段で叩き売りするような失礼なことはしません。

 お客様にも卑屈にならない代わりに、メーカーや仕入先にも尊大な態度はとりません。

 一方的な横暴なお客様とは、取引を止めてしまうこともあります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


「よしくん」発見に思わず拍手!

「よしくん」無事発見のラジオ速報で拍手をした。


15年ぐらい、毎週6個をお届けしている美祢市の山あい、このお宅より先に道はない。

10年ぐらい前にコロという犬が亡くなった。じいちゃんの話では迷ってここに来た。いつも遊んでやるのが私の楽しみだったが、高齢になり認知症と思われる症状でグルグル回りだした。ある時ムシロに寝かせたコロが庭先にあった。きのう池に落ちて死んだ。あんたに拝んでもろうてから埋めようと待っていた。

そのコロちゃんの思い出が残っていた。


以前、隣の集落の万倉護国神社に参拝した。戊辰戦争のころから太平洋戦争の終戦までのあいだ、この万倉から出征して亡くなられた人たちのお名前が刻まれ、遺影が添えられている人も多かった。

様々な人が戦争の歴史を検証して責任論のような発言もある。私がここで感じたことは、そういう責任ではなく、この地域から出征されて亡くなられた人々約200名(小さい集落の200名)が、大きくいえば国家、この護国神社で家族や地域の幸せをえがいて亡くなられたことに感謝して、いまは地域の護りの神として敬われているということ。


思わせ振りな態度のような空模様。雨雲レーダーを朝から何度も見ながら「なぜ、山口県西部に雨が降らんのか」と思う。


きょうの鍵山先生語録は終戦の日によせて、藤野先生がFacebookで紹介された書籍「凛とした日本人の生き方」の抜粋を載せます。


🔶戦争を肯定する考えはありません。

軍隊を賛美するつもりもありません。しかし、自分たちの国を自分たちの手で守るために命を捧げた方々の御霊に頭を下げることは、この国で暮らす者として当たり前のことであり義務であると思います🔶


鍵山秀三郎

山口市内は暑かった 熱かった

私が大好きな萩市浜崎の街並み。そこに奇妙な形をした家がある。

「池部家住宅」明治期に建築された3代つづいた蒲鉾製造をされた方の屋敷。昭和5年に道路の拡張があり1部を切り取られた。


私が幼いころ、山大工学部の大きな体育館が、かなり離れた場所まで移動した工事を毎日見に行った記憶がある。職人のおじさんと仲よくなり教えてもらった「家曳き職人は、屋根職人・左官職人・大工職人など全部がわかっているんじゃ」たくさん並べられた丸い鉄のローラーの上を、体育館が少しも壊れることなく動いていた。

浜崎で昔の記憶がよみがえった。


録画で何度も見た「ブラバン甲子園」甲子園の楽しみかたが増えた。京都の美花ちゃんは準々決勝まで炎天下でサックスを演奏した。

コンビニでコーヒータイムはWi-Fiを借りて動画サイトのブラバン甲子園を見るのが楽しみになった。慶応高校ブラバンは初回から全力演奏の迫力に感動した。

今村さんがご健在なら、大学野球の応援を解説してもらえた。


火曜日の朝は少し余裕がある。起床はいつもの3時でも「日テレ ニュース」を30分見る。朝食は味噌汁とみりん干しの魚・卵焼きなどマイペースでつくった。トイレと風呂掃除もゆっくり丁寧にできた。

イヌとネコとも少し遊ぶ余裕の朝だった。


『優しさと辛抱強さ』


 人がこの世を生きていくには、お金や知識や技術などさまざまな力が必要になりますが、一番大切なのは心の力です。

 たとえお金があっても、技術や知識がすぐれていても、相手のためを思う優しい心がなければ、それらは活かされません。

 人に対する優しさと苦難に対する辛抱強さという心の力が身に備わって初めて、すべてのものが活かされます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


木曜日の雨予報がうれしい

月曜日の配達、9時間を走り終えて吉部に戻ってきた。

向かって左の山は宇部市最高峰の荒滝山(標高459メートル)。山頂には備前焼の明治天皇像があると聞いている。私はまだ訪れたことがない。


岡本拓也さんのお母さんが退院された。今朝は元気な姿で玄関に出てこられて安心した。


きょうから配達はお盆モードになった。

職場は金融関係を除いてお休み。けれども17日の金曜日に届けてほしいと多くの職場から頼まれている。旅行や帰省などでお留守のお宅は事前に確認している。

お盆は親戚が集まるという理由で配達の数が増えたお客さまもたくさんあった。月曜日から木曜日までの変則配達を金曜日に下関市から山口市まで走りまわって「届けて」の声に応える。その配達スケジュールが広範囲ということ、配達先が多いという理由でなかなか整わないがなんとかなる。


木曜日の降水確率があがり、いまは80%の降水予報になっている。問題は雨の量が一番の気になる。明日のホーム画面に農園側の厚東川を載せますが川底が露呈しはじめている。農園の井戸は毎日この川から汲み上げて散水することで井戸の呈を保っている。


『掃除で土地入手』


 当社は、東京の一等地、英国大使館裏にビルを保有しております。

 このビルを入手できた経緯は、掃除のご縁です。

 当時、近くのアパートに住み、仕事場にしていた私ども夫婦は、毎日、近所の掃除をしておりました。

 その様子をみておられた地主さんが感動されて、ただ同然の金額で譲ってくださった土地です。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

まだまだ暑さが続きますね

美祢市の田園地域を走っていたら可愛い旗を見つけた。

JA の指導で、この地域で生産されたお米はすべて同じ味がするよう作つける米の銘柄・施す肥料の種類と量・田植えの時期・除草剤など細かく決めて収穫も一斉にするらしい。


先日、仏壇などアジアで作られているご時世と知った。そのことは日本国内で仏壇など仏具にたずさわる職人が消えていくことになる。


消費者から「おたくのお米は美味しかった」と声をかけられた農家さんは安全で美味しいお米はづくりに精をだされるだろう。


噂ではあるけれど、農園の生活圏 吉部はタケノコ加工では秀でた技術があったらしい。中国から視察に来てなごやかな雰囲気になり、招かれて技術を指導に行ったらしい。

いま缶詰のタケノコは中国が主力らしい。


良いものが安くつくれる(できる)わけがはないことを大前提にすることが必要だと思う。


夜明けを待って草刈りをはじめた。同時に桜並木に散水する水を川から軽トラの荷台に載せた水タンクに揚げながら。

昨夜は網戸でもむし暑かった。今朝も暑い。麦わら帽子・長袖シャツと長靴で草刈機を肩に担いだだけで汗が出る。この作業ができないと、ここで生活を営むことはできない。6時ごろ正志も着いて草刈機を担いでいた。


草刈と散水を4時間やって9時すぎにやめた。

道具を洗い、身体も洗って着替えて山口市内。買い物3ヶ所済ませてお昼に農園にもどった。


『私の推薦書』


 悩み事があり、夜よく眠れないという人にお勧めしているのが、つぎの本です。スイスのカール・ヒルティ著『幸福論』と『眠られぬ夜のために』です。

 この本には「人を恨んだり憎んだりすることくらい、つまらないことはない」と書かれてあります。

 私自身、この本によってずいぶん気づかされ、癒されました。そして、生きることが楽になりました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


土曜の朝は慌ただしい

JR 美祢駅の待ち合い室に「にぎわいステーション」があります。美祢市がジオパークに認定されて、市内の各所に点在する冠山・秋芳洞・別府弁天池や江原ウバーレなど地球のなりたちがわかる名所の情報をここで調べることができます。お近くを通られたらぜひ足を運んでください。


私は、2ヶ月前に萬代の絵手紙グループが作品展をここで催され初めて訪れた。毎月替わりで美祢市の様々なサークルがここに展示をされる。先月は押し花だった。今月はパッチワーク。明日のホーム画面で作品をご紹介します。

🔶職員さんが野波瀬 極楽寺を話題にされた。このブログ「先月の写真」冒頭が極楽寺です🔶


きのう4時間草刈りをした。汗が目にしみたが、そのせいか夜中に目やにがでて瞼がくっついていた。8時には寝ており3時に元気に起きることができた。


土曜日の朝はとても忙しい。6時までに配達の準備を最優先。そのあいまにネコとイヌの世話。ゴミの焼却やブログとFacebookの更新。もちろん私の食事も。時間がなくてお好み焼きのあまりを冷凍していたものをチーン。生野菜と納豆はいつもどおり。6時に農園を出て萩市に向かった。


猛暑で産卵率がたいへん落ちているなかで夏休みなどで旅館など注文が増える。個人で無理が言える方にはお届けを待ってもらっている方も多い。きょう配達した常茂恵旅館や大谷山荘も発注が増えている。

とにかく涼しい時間に餌を食べさせるため、この時期は3時半に鶏舎をタイマーで点灯している。涼しいのでよく食べてくれている。それが効をそうして産卵率が上向いてきた。お盆の間にはもとに戻る。


『車の両輪』


 会社における直接的な経済活動と間接的な社会活動は、車の両輪だと思います。両輪のバランスが悪ければ、会社もまっすぐ走ることはできません。

 まっすぐ走るには、直接的な経済活動一辺倒に陥らないことです。直接的な経済活動を少し控え目にすることです。そのぶん、少し多めに、間接的な社会活動に力を傾注することです。そうすればまっすぐ走ることができます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


2リットル 汗をかいた

萩市のスーパーマーケット「アトラス」の側に蓮田がある。先週の土曜日に撮りました。明日の朝はどうなっているか立ち寄ってみたい。


3時に起床。トイレに行って水が出ない異変に気がついた。一番困ることは井戸水をいったん鉄のアングルで組み立てた高所の1000リットルタンクに揚げて、鶏舎や私が生活する母屋に配水している。

最近の日照りで井戸は渇水。川にエンジンポンプを据えて井戸周囲に散水して水を確保している。その高所のタンクに原因があると鶏舎に配水できない。原因を突き止めるためにヘッドライトをつけて要所を見てまわった。


高所のタンクから母屋に配水された水は500リットルタンクに貯めて、トイレや台所などに送水している。そのタンクの水位をコントロールしているフロートの部品が劣化したのが原因とわかった。応急処置でトイレと台所の水が出るようにして朝を待った。

7時に地域で対応てきる他人に連絡して、部品もあったので治った。


台風対策。私と息子の技量ではできない飼料タンクの補強を村上棟梁に施してもらった。エアコン、カーナビにETC 完備の棟梁自慢の新車の軽トラが活躍している。


早めの昼ごはんを済ませて、11時から3時過ぎまで2リットルの水を飲んで草刈りをやった。休憩のとき木陰で大の字になり青空を仰いだ。ツクツクボウシを聞きながら雲を眺めるのは子供のとき以来かもわからない。刻々とかわる雲のカタチを楽しんだ。


『真のエリート』


 スペインの哲学者オルテガは「エリートとは、断れば断ることのできる責務を、あえて受諾する者である。自分自身の上に、困難を積み重ねる者である」と説いています。真のエリートをめざすのであれば、自分にとって都合のよいことばかりを追い求めないことです。たとえ自分の利益に結びつかないことであっても、周囲の人や社会や国家の利益を優先する姿勢を持つことです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

少し涼しくなりました

きのう下関市内でハトを見つけた。撮ってみたいとカメラを構えたらどんどん歩み寄ってきた。その一枚。


昨夜は網戸は涼し過ぎた。窓を全部たてて快適な眠りができた。ネコも食欲が出たのかネコ缶とカリカリを完食していた。


鶏の産卵率が落ち込んでいる。涼しさが元気回復になる。韓国も猛暑で数百万羽の鶏が死んだと報じられた。それほどの数に異変があると、数百万羽が食べていた飼料が売れなくなる。仮に1羽が10円食べていたとすると飼料メーカーの損失は甚大だと思う。

雛鶏を育てる業者は、その羽数を整えるまでには大変な努力が求められる。気候変動は暑いとか寒いでは済まされない経済的なダメージをともなっている。


🔶きょう届いた迷惑メール🔶

俺の方は予定を空けられそうだし、日曜なら二宮も大丈夫だって!!

店の予約もしたいから、早めの返事をよろしこ(笑)


『感動』


 感動こそ人生だと思います。できれば、私自身、人を感動させられるような生き方をしたいと望んでいます。

 そのためにはまず、自分自身が感動しやすい人間になることが第一です。

 人が人に感動するのは、その人が手と足と体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に触れたときです。その点、人の嫌がるトイレ掃除は絶好の実践の場だと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


少し涼しい水曜日

今年も「日本のいちばん長い日」が放送された。

あと二千万人が玉砕すれば神風がふくという、本土決戦を主張する陸軍青年将校たちと、国体護持を条件にポツダム宣言を受け入れ降服するという内閣総理大臣や陸軍大臣が激論を交わすなかで2発目が長崎に投下された。そこから玉音放送にいたるまでが作品になっている。何度か観たが重苦しい作品、特に阿南陸軍大臣(三船敏郎)割腹シーンはリアルすぎる迫力だった。


先日、予約録画していたものを昨夜観ることにした。原作にもとづいて新しく製作された作品だった。私が主人公と思っている阿南陸軍大臣に役所広司。昭和天皇に本木雅弘。内閣総理大臣に山崎努という配役。

1967年公開作品では昭和天皇ご存命で作品では伏せられたヶ所があったらしいが、今回2015年公開作品ではそのあたりも見処らしい。新作とわかって再生をとめた。落ち着いて観ることにした。


6時に農園を出て下関市内をまわりお昼に農園にもどった。

川からエンジンポンプで汲み上げた水を軽トラに載せたタンクにはって2回にわけ、約800リットルを桜並木に散水した。その後は草刈り。

陽射しは強いが、汗の量は思ったほどではなく、このブログを書いている室内もクーラーなしで快適。


先ほど台風14号が南方で発生した。今後の動きに注意しましょう。


『社風』


 会社経営でもっとも大切なことは、よい社風をつくることです。

 もちろん会社には就業規則があります。しかし、社員が就業規則で動く実態はありません。ほとんどが社風で動いております。社風をよくしなければ、絶対、会社はよくなりません。

 社風をよくするためには、職場をきれいにすることです。きれいにすると、不思議と社風がよくなります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

深夜のキツネ騒ぎ

山口市道場門前アーケードをお昼に横切った。きのうから開催されている「山口七夕ちょうちんまつり」の飾り物が目にとまった。


昨夜9時、クーラーをとめて網戸にして寝た。肌寒さを感じて目が覚めたのは1時。いくつか窓をしめた。2時ごろ近くでキツネが鳴いた。巷でキツネはコンコンと鳴くと言われるが、昨夜も「ギャー!」と絶叫した。鶏を狙っているのかもわからないので車で農園内をひとまわりした。


目が覚めてしまったので昨夜録画した番組を再生した「甲子園!細かすぎる応援マニュアル(40分)」

先日、京都の美花ちゃん(孫)がお世話になっている塔南高校野球部が京都大会準々決勝で敗れた(その後の第3試合は暑さでナイターになった)吹奏楽部で頑張ったようすを聞いていたので吹奏楽部の応援を知りたいと思い録画予約していた。


その番組中、大阪桐蔭高校吹奏楽部の練習に番組担当者が突然CD を1枚持ち込み「これを応援マーチにできませんか」と顧問の先生にたずねた。顧問の先生は男子部員に作るよううながしてみなさんは休憩。男子部員はパソコンにCD を入れてヘッドホンで聴きながら、同時に五線譜にマーチをつくっていた。CD の曲は「関白宣言」。5分で完成させて部員に配り顧問の指揮で勇壮な演奏がはじまった。

部員もごく当たり前に演奏する姿に驚いた。美花ちゃんの頑張っている姿を見たような気持ちなった。さっそく「番組録画を宅配します」とメールを出しておいた。


『三十年歴史なる』


「十年偉大なり 二十年畏るべし 三十年にして歴史なる」

 私の掃除人生は、まさにこの言葉通りのものでした。平凡なことを、何の見返りも求めずにやり続ける。たしかに至難なことです。その至難なことをやり続けたときに、周囲の人々が動いてくださるようになりました。続けてきてよかったと実感しております。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


血圧に酒と薬の物語

人が気にならないことが気になる癖がある。

写真は下関市内日の廃屋石垣に刻まれた文字。内日のお客さんに尋ねても誰もわからない。先週、この石垣の近くを歩いておられたご老人に聞いたら少しわかった。右側の「かきんだ裏口」この家の屋号が「かきんだ」だった。謎が少し解けて嬉しい。


きのう飲酒と血圧にふれた。ブログをアップしてほどなく藤野先生から「日がくれて酒は楽しむもの」とメールをいただいた。その意味は健康面。


1年前、血圧コントロールができにくい理由で薬が変わった。この薬でピタリと血圧が安定した。農園で昼ごはんを食べることが多い日曜日・土曜日・水曜日・金曜日の週4日。午後から運転がないときは缶ビールか缶チューハイを飲んでいた。薬に安心してそれが習慣になっていた。

夕方は欠かしたことがない晩酌。先日の水曜日、午後2時の血圧測定でかなり高血圧だった。そこで思い当たったのが松村御大から聞いた「酒は夕方からだったらなんぼう飲んでもええと医者が言った」を思い出した。


昼の飲酒を断ったら血圧が安定した。先ほど月曜日の配達を終えて農園に戻り血圧測定した。130と70で合格点。今後は晩酌だけと決心。


土曜日、美祢市のスーパーマーケットで買い物をした。レジを済ませて買い物袋に詰め替えて車に積んでいるクーラーボックスに収めた。

10分走ってガソリンスタンド。財布と小銭入れをスーパーマーケットに置き忘れたことに気がついた。幸いにどなたかが届けてくれ、店員さんが中身を確認して私のフルネームを書いた封筒に保管してあった「お名前は」と確認されて事なきを得た。

こんなことが、これから増えるのだろう。車の運転には用心しなければと肝に命じた。


『一人光る』


「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

 陶芸家、故河井寛次郎の言葉です。

 職場において、まず私一人が、コツコツ始める。そのひたむきな姿に共鳴者が現れてきて、いつの間にか皆がやるようになる。さらに徹底して継続すると、何も彼もやるようになる。

 この順番だと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

早朝から草刈り決行

脳力開発の黒田先生がFacebookに投稿された写真と原文をご紹介。今年の秋に宇部空港を利用されることが決まり、前夜に新山口駅周辺で松村御大と3人で夕食の計画が整った。


🔶西穂高山荘から見た夕焼け。翌朝の朝焼け、丸山から見た日の出、快晴に恵まれた山行でした。70歳古希以来5回目の山行き、来年は木曽駒ケ岳の予定です🔶


今朝5時に草刈機を担いできのう刈れなかった場所に行った。薄暗く足元がよく見えなかったが、やっているうちに朝を迎えた。

昼間と気温がちがうので出る汗の量はちがうけれど、刈り終えた8時には目に汗がしみるぐらいの気温になった。


汗のついでに、川の水を軽トラに載せたタンクまでエンジンポンプで汲み上げて桜並木に散水500リットル。それを済ませて身体を洗い着替えてから朝食。


10時過ぎから朴の森で重枝さんにブログの月更新手順などをお昼まで教えていただいた。


日曜日のお昼はビールを飲んでいたが、松村御大が「酒は昼に飲まないほうがよい。夕方からは飲んでもよい」と話しておられたので、最近は昼に飲まないことにした。少し物足りないがノンアルコールで代用した。


『エピソード』


 社員のお父様が当社受験を薦めてくださったエピソードです。

 そのお父様はある運送会社の運転手さんで、毎日当社に納品にきておられたそうです。納品時に、いつもお手伝いする当社社員の姿に感動されたお父様が「イエローハットを受験しなさい」と熱心に薦めてくださったというのです。

 平素の行動作法で会社が評価されるいい例ではないでしょうか。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

炎天下 私の限界3時間

長門市野波瀬、極楽寺の掲示伝道は毎月替わり。8月の内容が掲げてあった。とかくこういう張り紙は、組織の本部のようなところから配分されたものが多い。

「横断歩道は手をあげて」のように毒にも薬にもならない標語のようなものが多いなかで、極楽寺は読み手に伝える努力がわかる。以前、ホームページ(とても充実している)でアドレスを調べ「毎月楽しみにしています」とお便りした。長門市内のいくつかのお寺で毎月の掲示伝道の内容を練っているとお返事をいただいた。


お昼に農園にもどった(6時間運転)。農園の敷地でイノシシが地面を掘り返して、最強の草刈機ハンマーナイフで刈れない広い面積がある。

きょうと明朝で担いで使う草刈機で伸びた雑草を刈りとる計画。私の草刈機械は相当な年代物。最近のものには安全装置があるがこれにはない。馬力が大きいぶん重さもある。丁寧に使ってきたので一発で始動する。


3時間やってギブアップ。飲んだ水は1リットル以上。豪雨の被災地で片づけをされる人たちのご苦労が見に染みてわかった。明朝は5時から続きをやる。9時ごろには終わりそう。


『心安らかな人生』


 悩みが尽きないのは、自分のことばかりを考えているからです。

 自分の立場や面子や利益を保つことばかり考えておりますと、悩みはどんどん膨らんできます。

 心安らかな人生を過ごしてをいくためには、いつも周囲の人を気遣い、人の歓びをわが歓びとできるようになることです。人を喜ばせようと考ている人に悩みはありません。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


早朝から草刈り

鍵山記念館には、鍵山先生足跡が展示されています。

なかでも「すごいな」と私が感じて撮ったものです。先生は複写はがき(カーボン紙を官製はがきの上におき、控用紙えの上からボールペンで書く)その一部が展示されている。

はがきの横には使いきったボールペンインクの芯が束ねてある。


朝5時は薄暗い。昨夜は家内が農園に泊まったので犬の世話などすべてと「朝食7時半」を頼んで草刈りをはじめた。夜明け前でも草刈機を担いで、長袖と長靴などは動かなくても汗が出る。

2時間で予定の面積を刈り終えた。シャワーを浴びて朝食。そのあと30分仮眠。明後日、日曜日の早朝もこのプログラムをやることにしている。


宇部市内にいくつか用があり出かけた。厚南の仏具店に最初に立ち寄った。展示されている数多くの仏壇の金額に驚いた。店員さんに「この仏壇はどこでつくるのかね」と聞いた。不躾な質問に一瞬ためらわれたが小さい声で「中国です」日本国内でつくればまだ高価なものになるらしい。


時代おくれの松原酒店に立ち寄り。少しの買い物で長話をして迷惑をかけた。菊川画廊や何軒を訪れて農園にもどった。


『仕入先への接し方』


 仕入先に尊大な態度をとる社員を、私は許すことができません。私自身が傷つけられているような気になり、憤りを感じます。もし、仕入先に対して傲慢な接して方をしている社員を目にしたら、その場で社員を呼びつけ「いまやっていた格好をここでやってみろ」と厳しく詰め寄ります。そのうえで「僕の前でできないことを、仕入先の前でやるんじゃない」と叱り飛ばします。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

唐戸魚市場が閑散としていた

6時半。唐戸魚市場に立ち寄ったが懇意になった魚屋の何軒かは休業。台風12号の余韻でうねりがあり漁船が足どめになっているらしい。何もかも買わなかった。


南風泊では「ひれ酒」用のひれが天日干しされていた。


宇部の井筒屋百貨店が年末で営業の幕をおろす。その前身「ちまきや」には子供の頃の思い出がある。1階フロアーにガラス張りされた一角は「ちまきや饅頭」のオートメーション。機械が自動でつくる饅頭製造工程がまる見えでとても驚いた。屋上には遊園地もあった。


井筒屋百貨店が時代の波におされて閉店。前の仕事をしていたころは紳士服売り場で体型をとってもらい。何着か買ったぐらいの私の井筒屋百貨店。シャッター通り商店街と同じように思う。

その「時代の波」は消費者ニーズ。古い品物でも売り手と買い手の条件が整えば商談が成立する。


悪貨が良貨を駆逐する。

それを痛烈に感じたのは前の仕事。会議録調整の品質は議会事務局職員では判断できない。たとえば「きょう」と表記するか「今日」とするか。職員は人事異動があり、税務課職員だった人が会議録の内容、句読点などにいたるまでわからない。

そこに雑な仕事を安く請け負う業者が乱立してきた。単価はどんどん安くなり、人手をかける仕事ができなくなる。その結果、安かろう悪かろうの図式になってくる。その結果は消費者が負うことになる。


『縁の深さに関係なく』


 心の絆を一人でも多くの人と結ぶことが、人生を豊かにします。

 ところが、ごく親しい人にだけものすごく優しくするだけで、見ず知らずの人に対してはまことに冷たい態度で接しているのが、今の社会現象ではないでしょうか。

 この差を縮めていかなければ世の中はよくなりません。人間一人が持つ縁などというものはわずかなものです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

8月猛暑で幕開け

8月は猛暑ではじまりました。

水曜日は、下関市内の配達で時間的に慌ただしい。3時に起きて、6時のスタートまでやることが多くテレビを見ることはない。くわえて1日ということで掃除は念入りにやりたい。風呂とトイレに台所。床の掃除機がけに可燃ゴミの焼却。犬の排便が朝なので結構遠くまで歩く。


住吉神社社務所にお届けの前、拝殿で先月の御礼と今月も元気で働かせてくださいとお願いのかしわ手。気持ちがしゃんとした。


10時過ぎに長府で配達ゴール。歴史博物館特別展「海峡の幕末維新」に足を運んだ。常設展は何度も観ているが200円。特別展は500円。両方支払って90分しっかり勉強できた。

源平合戦から維新まで海峡では日本の歴史に重要な出来事が繰り広げられていることをあらためて学んだ。


血圧の定期通院。前回はショートカットの女医さんが休みで、タバコ臭い男性の先生だった。血圧数値はたいへん良かった。その数値を女医さんが確認したあと血圧測定したら高血圧。私の身体の反応が恥ずかしい。


ブログ。8月の更新がうまくできない。また重枝さんの手を煩わせることになった。


『いい会社とは』


 荒んだ心の集団で成り立っている会社くらい、悲惨なものはありません。

 たとえ高収益企業であっても、そんな会社をいい会社とは思いません。

 それよりも、郵便を届けてくれるひと、商品を届けにくる人、運送会社の運転手さん、といったような人に、分け隔てなく温かく接する社員のいる会社こそ、いい会社だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)