有帆川の風景を撮ろうとカメラをかまえたとき、遠くの石の上に亀らしきものが見えた。ズームしたら交尾の真っ最中。クサガメとミドリガメと思われた。
数年前、ツバメの巣を狙う大きなアオダイショウを警戒していた。巣の近くまで来ていた。殺しはしないが棒で追い返そうとしたらグルグル巻きの太い胴体が絡み合い頭がふたつあった。ピクピク動く尾もふたつ。もつれあったヘビは交尾中だった。不気味な光景と見るか神聖で縁起がよいと見るか。わたしには不気味でしかなかった。
水曜日の朝は気忙しい。6時に下関市に向けてスタートするために3時の起床。5時に朝ごはんを済ませたらスタートラインにつける。
配達先の軒数は少ない。ネコが甘えた声で缶詰を持って来いと鳴く。犬も排便と排尿に行きたい顔つき。散水を待っているカボチャとハヤトウリも気になる。
優先順位は掃除から。布団をあげた床に掃除機をかけてトイレと風呂の掃除。終えてブログ ホーム画面の更新とFacebook。まだ暗い5時過ぎにゴミの焼却。いろいろ済ませて6時に神様と母にかしわ手をうって愛犬とキスをして出発。
下関市安岡の園芸センターに「古農具展」の看板を見つけて立ち寄った。
たくさん人力農業時代の道具が展示されているなかに「肥担桶(こえたご)」があった。小学生のとき母からおつかいを頼まれた。夕食の食材で「早ようこうて来て」ということで、畑のなかを一直線に店屋に走った。肥ツボという人糞を発酵させて肥料にするツボ(落とし穴)があった。肩ぐらいまで糞ツボにはまった運のつき。その肥を担ぐ桶があった。明日のホーム画面で桶を載せます。
『掃除は毎日』
掃除は、たまにまとめてやっても価値が半減します。毎日掃除をするからこそ、意味があります。
私は、毎日の掃除を通して、積み上げることの大切さを体感し学ぶことができました。人様がたまにやることを、しょっちゅうやる。また、人様がときどき気にかけることを、いつも気にかける。人様が見過ごしたことを拾い上げる。そういう考え方で掃除を続けてきました。
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)