㊗加奈ちゃん 出版

加奈ちゃん初出版。

午後、たまごを届けたら「おいちゃん 本ができたよ!」と。パンをベースにした料理レシピ集 1800円。購入ご希望の方は私でも受け付けます。彼女のブログは

https://petitlabbakery.com/


昨夜は雨音がつよい時間もあった。布団を離れた3時前も雨は降っていたが下関市に向かう5時にはほぼ止んでいた。

早朝の唐戸魚市場で「釣り」のアジを勧められた。何度も言う「びた」とは富山のほうで使われる「きときと」と同じ新鮮という意味。予算オーバーになったが大ぶり「びた」を3匹計りで買った。刺身とアジ丼を家内がつくる。


松村御大が唐戸魚市場専務のとき「あの米店」に紹介しておいたからと電話をいただいた「あの米店はどこですか」と聞いたら「じやから、あの米店」それが屋号だった。その毎週たくさんのご注文をいただいていたが、数年前からお届けの数が低迷するようになった。

先週、それまでは10個パックだったが、6個パックもありますよとキャンペーンの張り紙をした。キャンペーン ガール(?)に多少の放し飼い養鶏レクチャーもした。今週はたくさんのご予約をいただいた。

週に10個パックは食べきれない年齢、お一人生活の方が6個パックを待っておられた。時代にフレキシブル対応するアンテナをあらためて学んだ。


2月を元気に働くことができたことを神様と母にかしわ手で御礼申し上げた。


『「整頓」について』


 必要なものをいつでも誰でも取り出せ、常に使える状態にすることです。

 そのためには、置き場所の決定と表示(見出し)を明確にすることです。

 そうすると、これが何であるかがすぐわかり、必要なものを探すのに時間のムダがなくなります。整頓のコツは、一定の基準に従って並べることです。基準は、時間順、種類順、名前順、大小順、使用頻度順等、考えられます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

農園はイノシシの盛り場かも

20年まえ、この地に就農したころイノシシの被害に悩んだことはなかった。もちろん夜中に動いている姿を見ることはあった。

10年ぐらい前から実害が出始めた。農園内の地面をまるで耕運機が耕したぐらいに掘り返しミミズを捕食しはじめた。朝、その無惨に掘り返された場所をながめては大きなため息がでる。その凸凹を平らにしなければ草刈りができない。おまけに地中の石まで転がっている。

小型ユンボで整地したら、その夜に掘り返されているという状況の繰り返し。


下関市で使い終えた漁網をリサイクルする場所を教えてもらい、数千メートルの漁網をいただくことができた。それを農園敷地3千坪以上に張り巡らしイノシシバリアにした。それでも夜な夜な農園内に入りゲリラ活動がとまらない。


農園近くで一人暮らしのおじいさんが数年前まで「くくりワナ(ワイヤーで獣の足を捕らえる)」で年間30頭ぐらい捕っておられたが高齢で稲作をやめられたので猟もやめた。おそらくそれで頭数が増えたのであろう。

昨年11月に地元の猟友会にお願いして「箱ワナ」ひとつを置いてもらった。多くの地域から駆除要請があるので、ワナを置いてイノシシが入らなければ撤去してほかに回される。


ところが、写真はきのう箱ワナに入ったもの。設置してから合計17頭目。犬を放してする積極的な猟に比べ「泣くまでまとうホトトギス」の箱ワナに犬猟と同じぐらい捕れるので しんあい農園はイノシシ猟スポットらしい。


猟師さんは捕れたイノシシ肉をお礼に少しわけてくれるそうですが、農園ではうけとっていません。私にはできない駆除をしてもらうだけでもありがたく思っています。


少し前、北九州でくぼ地に迷いこんだイノシシ数頭を処分せずに山にかえしたことが美談になった。山暮らし私には理解し難いニュースだった。


🔶ブログ「先月の写真」を更新しました。


『なぜ不幸なのか』


「一切の不幸せは、貧しさや不足から生ずるのではない。あり余るところから生ずるのだ」

 ロシアの文豪、トルストイの名著『戦争と平和』の一節です。

 現在の日本は、不景気でも何でもありません。三十~四十年前に比べればずいぶん豊かになりました。にもかかわらず不幸なのは、あり余る豊かさに感謝の念が足りないからです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

大往生がわたしに できるかな

世界文化遺産「萩」  私は観光ガイドに載っている名所旧跡もよいけれど、土塀から維新に思いをはせるののが好き。

明日のホーム画面でも私の萩をご紹介します。


朝のラジオ番組「すっぴん」 きょうのパーソナリティは作家 高橋源一郎さん。「子育てコーナー」は、子育ての悩みをリスナーが電話で相談する。

小学生の子供が課題図書の感想文が苦手。読まない。という悩みのお母さんだった。


高橋源一郎さんの答えは「それでよいのです」

🔶ぼくの書斎には一万冊以上の本がならんでいますが子供は読みません。つまり読みたいと思わない本は手にとらないのです。課題として読ませることに無理があるのです🔶


そうだ!と思った。漂流記や地底探検など図書室通いで読みあさった。少し大きくなったら隠れて川上宗薫など官能小説をたくさん読んだ。

本を課題にするから読書から遠退くのかもわからない。


🔶宿題もぼくは出さないほうが  と持論の展開をはじめた源ちゃんにアンカーの藤井彩子さんがブレーキをかけた。


数年前、県セミナーパークで源ちゃんの講演を拝聴した。テーマは「民主主義」だった。心に残っているひとつに、原発をあげて🔶現在を生きる人だけの民主主義ではなく、その先を生きる人からも納得もらえる民主主義がたいせつだと教えていただいた。

再婚歴5回の源ちゃんの本音トークわたしは大好き。


2時半に目がさめた。これさいわいに録画番組を選んだ。24日のNHK  スペシャル「大往生  わが家で迎える最期」60分を再生した。


高齢の父親を自宅で介護する全盲の娘。それに寄り添う80歳の訪問医師をカメラが最期までとらえた。


96歳。私の母は最期まで「(自宅)家に帰りたい」と懇願した。それが無理だという理由をみつけて、最期の願いをかなえてやらなかった。無理ではない理由をさがす努力をやればよかった。

来月、京都に墓参り。


『幸運の原因』


 今日まで、ずいぶん多くの災難に遭ってきました。一方、その災難を上回る幸運にも恵まれてきました。

 災難ばかりでしたら、たぶん、いままで生きてこられなかったと思います。

 幸運が与えられたのは、けっして、私に才能や能力があったからではありません。私の日々の生き方や考えに、周囲の人が目を止めてくださり、信頼してくださったからです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

食べ納めのイノシシでした

昨夜はすき焼き(イノシシ)。農園で捕獲されるイノシシ「肉はいるかね」と猟友会の方に何度か聞かれたがご遠慮している。会の方が楽しまれて励みになったほうがよい。農園は駆除が目的であり、それをはずさないようにしている。

昨年から14頭が箱ワナに入った。


年末から広島県大朝や近隣で捕れたイノシシ肉を買わせてもらい差し上げたり、農園に来られた人に喜んでもらったりした。その余った小さいブロックを昨夜はすき焼きにした。小さいカットにしかならず煮たらなお小さくなったが今年も無駄を出さずに食べきった。愛犬も食べおさめをした。


ウグイスの声を農園では聞くことができる。今朝も冷えたが時間とともに上着を脱いで、お昼ごろには薄着になっていた。ラジオではツクシを見かけたという話題。私の指のアカギレもよくなりはじめてすっかり春の気分になってきた。


胆嚢の手術をご主人がされたお宅に配達。もう退院されて通院しなくてよいと奥さま笑顔だった。医学のことは私はわからないが開腹せずにできると回復は虫垂炎ぐらいらしい。

心臓の手術をされた方は、いったん心臓をとりだして人工心臓に切り換え、本物は動きをとめて治療をおこない電気ショックで再生したと聞いて驚いた。


『広める』


 どんなによいことでも「人がわかってくれてあたりまえ」という考え方を持っているあいだは広まりません。

 特に、正しいことであればあるほど、地道な運動をすることです。

 寝ても覚めても、その正しさを人に知ってもらうという気持ちを持ち続けることです。安易に人の力だけに頼って、楽してよい方法はないかと考えているあいだは、広まりません。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

日曜日こそ忙しい

やりたいこと満載の日曜日。

朝寝も「やりたい」6時まで布団で過ごした。外の景色は霜の0度。愛犬の朝食は牛乳だけの定番。私は卵焼きとキャベツ千切りを軽く炒めて納豆。降圧剤も。


食器と台所を磨いてから部屋の掃除。不要なものは捨てる。掃除機をかけて窓ガラスの結露は新聞紙でふき取り。

トイレと風呂掃除。階段の掃き掃除。


8時半ごろ愛犬に「行くぞ!」と声をかけて往復40分の散歩。コーヒーを入れてデザイン事務所に入稿する農園通信の加筆訂正。それに入れるコーナーは加奈ちゃんに原稿依頼。


家内が10時過ぎに農園に到着「なんでもよいから食べたい」と言うと、そのとおりレトルト カレーが出た。

月末の日曜日は山口市内のアルミ缶回収(厚狭の作業所協力)お昼までにずいぶん回収できた。

給油を済ませて、来月の京都行きブレザーにあわせるシャツを一枚買った。売り場の美人で予算オーバー。


1時に防府トヨタでオイル交換など整備。配達の軽トラはリース。リース料を払っているのであれこれお願いしても財布に問題はない。担当は営業の岡本直也(岡本拓也さん長男)。農園の帰り道に小郡で散髪。2時半に農園にもどり血圧測定したら120・60と合格ライン。


4時までユンボとスコップで働いた。まだ、やりたいことはあるけれど疲れたので宿題にした。


写真は15年前から働いている「みゆき ちゃん(船木からバス通勤)」聴力障がい。働きはじめた頃はきゃしゃな体つきだったが、農園の肉体労働でガッシリした。会話はできないが意思はつうじる。私に義理バレンタインを今年も家内にたくした。鶏の餌やりが彼女のおもな仕事。


『実践の力』


 たとえば、うなぎを食べたことのない人に、いくらうなぎの匂いについて話して聞かせたり、文章を読ませたとしても理解してもらえるものではありません。

 そんなことをするより、うなぎを実際に食べさせ、匂いを嗅がせるほうがずっと早道です。

 どんなに知識を身につけても、実践の力には遠く及ばないといういい例ではないでしょうか。

ウグイスやカエルが登場した

6時前に萩に向けて出るため、愛犬の運動と排泄で真っ暗な道を懐中電灯の灯りで歩いているときガマガエルも歩いていた。

例年のこの時期の朝は厳しい冷え込みだが、今朝は7度と寒くはない。冬眠から目覚めたのだろう。餌も動き出していることを知っている。腰にカメラをつけていたのでフラッシュで撮った。


3日前も農園内に仕掛けた捕獲用のオリにイノシシが入った。昨年の秋から数えて14頭目になる。

今年は雨量が少なく川が浅くなっているので対岸の山から渡ってくるのだと猟師さんが推理した。


萩市・長門市・美祢市の配達をおえてお昼に農園にもどった。午後から2時間かけて、先日おえた農園道路の手直しを、ウグイスの初音を聞きながらスコップでやった。今夜は熟睡。


『「整理」について』


 要るものと要らないものを分別することです。

 要らないものは捨てる。要るものは活かして使うことです。

 処分するかしないか迷うものは、「要らないもの」であることがほとんどです。

 分別するコツは、その場にあるものをすべて取り出して、必要と思われるものだけを元に戻すことです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

るるちゃん 絵本の読み聞かせ

水曜日。配達をおえて城下町長府を散策のとき壇具川で撮ったカモ。


私の散策はnetは使わない。疑問はその近くの人に聞いてみる。

長府毛利邸の入り口に池を思わせる水がない堀の石組を見つけた。お庭の剪定をされていたご年配の庭師さんに「あれは堀ですか」と声をかけた。手をとめて詳しい説明をしてくださった。毛利邸の前の道は旧山陽道。大名行列などの馬がここで一息つく水のみ場だった。

明治天皇が毛利邸にお泊まりになったときは、この池に海水をはって鯛を泳がせご覧にいれた。

ついでに毛利邸の石垣に、戦時中防空壕を掘って戦後に埋め戻した跡が2ヶ所あるから教えてあげようと現場に連れて行ってもらった。

netより会話のほうが 私にはピッタリしている。空池と石垣は明日のホーム画面で紹介します。


しっかり朝寝を決め込んだ。7時に家内が朝食がさめるの声で起きた。ゆっくり食べてから愛犬と長距離の散歩。コーヒー2杯で気合いを入れて懸案の「農園通信」原稿書き。来月、18日(月曜日)に母の霊祭で太秦に行くので、月曜日のお客さまに土曜日と日曜日に配達をさせていただくお願い文の作成。

両方を終えたのが11時。24日が月例祭の太秦教会にお供えの段ボールを家内がつくったのでヤマト営業所に持ち込み。

1時間ウォーキングをして温泉。湯上がりの休憩室で寝ようと思った。キッズコーナーの腰かけは枕にちょうどよい。うとうとしていたら「じいちゃん!」と耳元で声がした。

わたしは るるちゃん4歳。いもうとは2歳と赤ちゃんがおるんよ。赤ちゃんをじょうずに風呂にいれるんよ。


絵本を読んでくれと私に並んで寝てきた。私の子供が4歳のころ県外出張の連続で自宅に帰るときは少なかった。宇部に戻っても夜はお付き合い。子供と過ごす時間が少なかった。るるちゃんに読み聞かせはうれしかった。

しばらく経ってお母さんが「るるちゃん イチゴを買いに行くよ」と呼ぶ声に走って行った。


『日本をよくする法』


 たとえ政府が百兆円投下しても、いまの日本はよくなりません。後世に借金を残すだけだと思います。

 日本をよくするには、国民一人ひとりがちょっとした思いやりや人を喜ばせようという気持ちを持つことです。

 そうすれば、たちまちこの国はよくなると確信をしています。国民一人ひとりの生き方に、この国の将来はかかっています。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

藤野先生 速報!

数楽の会ではお馴染み 能楽師 安田登先生。NHK  Eテレ「100分de名著」に出演が決まったと藤野先生速報が届きました。


番組は5月。テーマは「平家物語」です。書店にテキストが並びましたらあらためてご案内します。

写真は2年前の秋、ミラノで舞う先生。


夜明けが早くなった。唐戸魚市場は6時半。並んでいる魚が少ないので馴染みの店で「少ないね」と聞いたら「満月」。夜中に集魚灯をつけての漁はお月さまの灯で魚が船に寄らない。

風が吹けば休漁。満月も休漁。迷ったあげく「刺身用」のアジを三匹買った。頭と腹をのけてもらってクーラーボックスに入れた。家内に二匹は刺身で一匹はアジ丼にしてもらう。300円のワカメを「お兄さん!200円!」と声をかけてくれたので お兄さんワカメも買ってしまった。


木曜日は菊川町の柴犬「きくお」とあうのが楽しみ。きょうは飼い主の愛ちゃん夫婦夫婦が在宅で犬談義が楽しかった。明日のホーム画面で愛ちゃんと きくおを載せます。


『ゴミの仕分け』


 集めたゴミの仕分けにも方法があります。

 広げたゴミの山から一つずつ選り分けるような仕分けをしておりますと、際限がありません。

 コツは、ゴミを手前に引き寄せながら選り分け、片づけて仕分けをすることです。

 そうしますと、確実に作業がはかどりムダがありません。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

城下町 長府を散策できた

家内は夕方、犬の散歩を済ませて自宅に帰る。足の老化がすすんでいるので遠くまで歩けばよいと思っている。きのう戻ってきた姿を2階から撮った。愛犬は飼い主の歩みにあわせるから家内の運動にはよいと思う。散歩を終えて自宅に帰った。


車のリモコンキー電池がダウンした。ボタン電池の種類は確認したが外せない。キーを持って大型家電店に行った。平日のせいか広い店内に客は少ない。笑顔で男性店員が私の用件を聞いた「レジの前にあります」と笑顔をやめて突き放された(と感じた)。200円ぐらいの商品と思った態度に見えたので不愉快で店を出た。

その近くにあった同じぐらいの規模の大型家電店に行った。女性店員に用件を話したら電池をさがしてくれて、小さいマイナス ドライバーで交換までしてくれた。


小月で配達が終わった。長府にもどり壇具川・歴史博物館・毛利邸を90歩いた。通いなれた長府で新たな発見があった。またご紹介します。


『挨拶』


 挨拶で心がけていることは、その人の名前を必ずつけることです。

たとえば「鈴木さん。おはようございます」というように。

 ただ挨拶だけをするより、相手の名前を呼んで挨拶しますと、それだけで喜ばれます。親近感を覚えます。

 不思議なもので、自分の名前には敏感に反応するのが人間です。名前をつけるだけで挨拶に血が通います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

TV番組に刺激をうけた

長府 忌の宮神社本殿の絵馬。

この地に皇居があったと昨年の散策で観光ガイドの方から教えてもらった。その解説が境内にあり原文紹介。


🔶豊浦宮(とよらのみや)皇居趾 。第十四代 仲哀天皇は九州熊襲征討のためご西下になられ、ここに仮の皇居「豊浦宮(とよらのみや)」を興して七年間ご滞在になられた。神功皇后と共にその準備をすすめられた🔶


長府には由緒ある神社仏閣があり、そこに長府毛利藩の歴史が重なり歴史散策には絶好だと思う。明日、もし都合がつけば毛利邸をおとずれたい。


2時に目がさめた。もう少し寝るか昨夜の録画を観るか迷ったあげくビデオに軍配をあげた。

仕事の流儀  笑わせたい男の笑えない日々「小籔千豊」

ブレイクしているお笑い芸人ぐらいしか知らないが興味があった。45分番組を観終わって、今の私に足りないものが分かりかけた。


吉本新喜劇。そこで座長をはって毎日お客を笑わすことが彼のミッション。脚本から舞台演技指導までやる。とにかく客が笑わなければ、しかも常連に飽きさせない新鮮な舞台をつくるのが座長。

大阪が地震で揺れた朝。交通機関の乱れで開演に間に合わない半数の役者の代役をたてて短い稽古をつけて、客を笑わせる舞台をやりきった。


農園の私に置き換えてみると、日頃の仕事よりほかにお客さまの満足度をあげるアイデアはいろいろ頭にあるけれど詰めがあまくなり。

あまくなるのは「疲れた」「もう歳だから」「正志がやったほうが」などと理由をつけて手をつけない。

以前の私は出来ない理由をさがすことはなかった。


早朝からうんざりするほどの雨。雨具に長靴で「よし!」と元気な気持ちで仕事をはじめることができた。


『「5S」の意味』


「整理」・・・分別すること。

「整頓」・・・明示すること。

「清掃」・・・行動すること。清掃即行動。

「清潔」・・・前記三つを維持すること。

「躾」・・・習慣にすること。

 以上が「5S]の本当の意味です。「整理」「整頓」をすると、仕事の能率・効率が向上します。「清掃」「清潔」を徹底すると、仕事の質が向上します。アライ・リステム(株)の方々に教えられました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

冷え込み それほどでもなく

今朝の冷え込みは厳しい。豊田町と阿東町は氷点下7度が昨夜の予報だった。8時ごろ排水をはじめて早朝の凍結対策をした。

2時ごろ目が覚めた。カーテンを開けて結露を確認したが冷え込んでいるとは思えない結露だった。4時、外に出たら星空が美しく冷え込みを感じた。農園は氷点下3度だった。岡本拓也さんのお宅に届けて美祢市に向かう小郡の峠は氷点下2度だった。


水汲みに立ち寄った弁天池の水道管は全部凍結。蛇口にタオルを巻いて、川の水を何度もかけて溶かすことに成功した。


先日、一年祭にお参りした岡山県早島の金光教早島教会。玉井光雄先生の講話を録音して出版した。その数はさだかではないが、整理が苦手な私の手元に10冊ちかくある。その本を毎日読んでいる。

私は遺された書籍は「紙の墓」だと思っている。ページをめくれば故人が語りかけてくれる。


先生ご長男から電話をいただいた。長電話になった。病室で最後の会話を私なりの要約にすると。


ワシのもとに全国から参っておる先生がた(金光教教師)がおるが、あの先生方をワシの弟子と思うたらいけんぞ。みんな神信(師は信心ではなく「神信」と文字にされた)仲間なんじゃから。


いろいろな出来事があり、20数年前から教会に足を運ぶことをやめた。長女がご用をしている太秦教会、春と秋の大祭の台所奉仕に家内は35回以上通っている。母を太秦でおまつりしていただき私も参拝が多くなった。


早島のお参りを太秦と同じようにしたい気持ちになった。JR 西日本「おとなび(高齢者が安く新幹線利用)」の会員登録を済ませた。


『小さなことの大切さ』


 ともすると人間は、難しくて大きなことをしなければ、成果が挙がらないように思いがちです。そういう気持ちでいると、いつも難しくて大きなことばかり考えて、失敗したり続かなかったりして元へ戻ってしまうことが多いものです。

 できそうにない大きなことばかり追いかけるよりも、小さなことを少しずつでも積み重ねていけば、とてつもなく大きな力になります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

スコップ疲れの筋肉痛

毎月、月のはじめに紹介している長門市野波瀬 極楽寺の掲示伝道。読み手に文字とイラストでわかりやすく仏の道を伝えようと努力をされている。私が長門市を走る範囲で5ヶ所の掲示板がある。


極楽寺のホームページを拝見した。ここでも道を伝えずにはおれないご住職の生き方が読み取れた。内田樹(たつる)さんとも親交がふかいように思った。

ホームページからご挨拶のメールを届けた。数日してお返事を頂戴した。伝道掲示は長門市内複数のお寺の住職で取り組んでおられることを知った。毎月、極楽寺の掲示が楽しみということはファンの一人になっている。


月はじめの掲示の側に昨日はご案内が出ていた。NHK テレビの「ニュース シブ5時」に出演されている釈 徹宗先生が来月ここ極楽寺でお話をされる。釈先生は藤野先生のご縁で数楽の会で拝聴させていただいた。


金曜日のスコップ作業が今ごろ筋肉痛になった。

今朝は朝寝を決めた。4時におきたとき、きのうが誕生日だった母の夢をみたことがうれしかった。ストーブに鍋をかけてイリコを入れて寝た。6時半ごろ布団をはなれた。


農園で使う道具にはディーゼルなガソリンなどのエンジンがついているものがある。2月はその全部のオイル交換月と決めている。

昨年から、私が交換するのはユンボと草刈機ハンマーナイフの2台。それが終わったころ家内が来た。昨年から履いている冬タイヤを普通タイヤに交換することにした。防府トヨタにタイヤを持ち込んだ。

トヨタまで行ったのはライトがとても暗いので、調整かライトの交換と思っていた。着いてそれを説明したら、ライトのあたる位置を調整する機能があり、それが至近距離になっていたことが原因だった。そのような機能があったことをはじめて知った。


明朝は厳しい冷え込み予報。その後はゆるんでいく予報。


『幼児期の教育』


 幼児期に為すべきは、人間としての豊かな感性を身につけるための教育です。感性を身につけさせるには、子守唄や童謡、昔話を聞かせることがもっとも効果的だと思います。

 ところが、現代では、そんな手間のかかることを省いて、人よりも早く知識だけを身につける教育を優先するようになりました。由々しき問題です。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

垣内社長ご葬儀参列

きょうは母の誕生日(1919年)96歳でお国替したが、健在なら100歳。


11時から山口市内祭場で垣内社長(75歳)のご葬儀。3時から配達の準備をはじめて、会葬用の服と靴を荷台にのせた。美祢市で配達を終えて道路脇の空き地で着替えた。

祭場受付で自分の住所と電話番号が思い出せなく、名刺を出して書きうつした。自宅には20年近く戻っていない。


大勢の会葬者。20数年前の面影がのこる人が数人おられたが名前が出てこない。

糸賀社長と松村御大は垣内社長と萩市。糸賀社長が葬儀にあたり細々とご心配された。松村御大の弔辞は垣内社長も喜ばれただろうと感じた。


ご葬儀を終えて湯田温泉。かんぽの湯に立ち寄り農園にもどった。

今朝、農園の箱ワナに巨大なイノシシが入り大暴れしていた。鉄のオリが転びそうで正志が猟友会に連絡。危険ということで即座に絶命処置をしたと聞いた。


『後世の毀誉』


「当今の毀誉は懼るるに足らず  後世の毀誉は懼る可し  一身の得喪は慮るに足らず  子孫の得喪は慮る可し」


幕末の儒学者、佐藤一斎の名著『言志四録』の一節です。

 現世の毀誉よりも後世の毀誉、わが身の利害よりも子孫へ及ばす影響の善意を考えよ、という教えです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

7時間スコップを握った

農園まで未舗装の道がある。農園に出入りする車と雨で凸凹ができる。

放置しておいたら凸凹がどんどんひろがり雨のときは池のような場所もできた。農園をはじめたころは、砂利を買って一輪車とスコップで治した。一回の補修に運ぶ砂利の量は4㌧以上。過酷な労働にギブアップ。


そして15年前に小型ユンボと軽四ダンプを長期の分割払いで買った。ユンボの操作はマニュアルを参考に動かした。高度な操作は出来ないけれど、農園内での作業では大活躍している。今朝6時半、エンジンは一発で始動した。ライトをしばらく点けて砂利をトラックに積み込み、砂利はスコップを使って凹凸をならした。


先日、大型ダンプ一台がおろした砂利を半分使うのに7時間。老体にはきつい力仕事を終えた。平らになった道路をながめて満足 満足☺


『方向を決める』


 一部分だけを見ますと、人間誰しも欠点があります。完璧な人間など存在しません。

 大切なことは、その人がどの方向を向いているかということです。

 向いている方向さえキチンとしていれば、少々の欠点ぐらい何の問題でもありません。たとえ、一時期つまづいて失敗しようが、過去どんな生き方をしてきたとしても構わないことです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

今夜は雑炊

今朝7時前の唐戸魚市場。日の出が早くなった。

「とら ふく」のアラ1000円を買った。今夜は鍋と雑炊が楽しめる。


水曜日の7時半ごろは長府庭園近くのお宅に10個届けている。長府の街中で歯科医院を開業され、いまはご長男が継いでおられる。

ガレージの奥に入っていたら、洒落たウォーキングスタイルでご年配の奥さまが戻ってこられた。誰の紹介で配達が始まったのか記憶にないが、農園を始めた頃からお届けしている。


置場所のルールでたまごと現金のやり取りをしているので顔をあわしたのは10年ぶりぐらい。功山寺までのウォーキングを毎朝。それと週に何度か医院まで歩いて出勤しておられると聞いた。

私は長府の歴史、街並みに関心があり、先週の水曜日は長府庭園の雛祭りを鑑賞しましたと話した。今度は奥さまが豊功(とよとこ)神社にまつわる歴史と、その近くにある長府藩の遺跡について詳しい解説をしてくださった。

現役は引退されたけれども観光ボランティアだったと聞いて納得した。


3時前に起きて5時半に農園スタートの木曜日。お昼前の新下関駅近くの配達先に20分早く着いた。近くのスーパーの駐車場に入りシートを倒したらすぐ眠れた。10分の睡眠で夢をみていた。4時に農園ゴールイン。


『二十九年ぶりの体育祭開催』


 広島市にある中学校を会場にして「掃除の会」を開催したことがあります。

 その中学校はそれまで、校風が荒れていて体育祭どころではなかったそうです。ところが、連続して三回、徹底した掃除を行ったことがきっかけになって、なんと二十九年ぶりに体育祭が開催されるまでになりました。

 環境がきれいになって、校内の雰囲気が穏やかになったからだと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

垣内さん訃報

涅槃図

釈迦の死を悼み、天界からおりてこられる母上。


きのう夕方、糸賀社長メール「垣内さんが天に召された」9日、唐戸で催された「ふく の会」に垣内さんは参加申し込みされていた。1週間前に肺にがんが見つかって入院の一報がありキャンセルになった。


垣内紘一さん。73歳ぐらいではなかろうか。掃除の会に私がご縁をいただいた20数年前、垣内さんはカー用品 オートサロン グランプリという会社からイエローハットに看板をかえられた。鍵山社長のグループに入られた。

宇部市で掃除の会を始めるとき、山口市に何度も垣内社長を訪ねては掃除の手順や道具について教えてもらった。居酒屋「屋台村」も経営されており、掃除でお湯を沸かすガスの大きな火口やアルミの寸胴鍋など厨房で使わないものをいただいた。


15名で屋久島縄文杉ツアーを計画したとき、垣内社長は夫妻で参加された。我々は新幹線で博多、福岡空港から鹿児島空港そこから空路で屋久島だった。垣内社長は鹿児島空港まで車の方が早いと別行動。

奥さまは1週間ほどウォーキングで足慣らしされて筋肉痛で参加され、往復10時間私が荷物持ちをした。垣内社長はビデオ撮影で列の前に行ったり後ろに行ったり走りまわられた。


九州各地にゲームセンターなど手広くされた。私が長崎出張中に垣内さんに電話をすることがあった。佐世保市のゲームセンターにおられたので立ち寄ったら、ランニングシャツ姿でお店周辺の掃除に汗をかいておられた。


つい最近お会いしたときも「毎日2時間泳いでいる」と言われたので体力に驚いた。


火曜日(12日)、糸賀社長とお会いしたとき入院先の部屋まで教えてもらった。今週の金曜日にお見舞いを予定していた。それが土曜日のご葬儀になろうとは。


『愚痴』


 私の両親は、貧しい中から努力して築き上げた財産を、生涯において三度、すべて失いました。

 しかし、両親の愚痴を一度も聞いたことがありません。自分の親ながら実に立派な生き様だったと感心をしています。

 両親ほどにはなれなくても、私もせめて、自分自身の毎日の生き方と努力の積み重ねで、できるだけ愚痴を言わず、生きていきたいと心に決めています。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

今朝の農園は氷がはった

妙徳寺 涅槃図(図 とよんでもいいのか?)嘆きのゾウの姿がリアルだと感心した。


きのう最後のお宅で失敗。奥さまが「一万円しかなくて」と言われてお釣り。ご主人が木曜日から手術入院など話し込んでお釣りを渡して戻った。タマゴ40個を渡すことを忘れた。

夕方気がついてすぐにお詫びの電話をしたら、奥さまはご主人の入院準備でタマゴには気がついておられなかった。電話の後ろでご主人が「明日、ドライブがてら農園に取りに行こう」と声をかけておられた。それにあまえた。


今朝は4時に布団のなかで仰向けでブログのホーム画面を更新。写真は2枚更新したがキャプションの更新を忘れた。萬代さんからメールで「ホーム画面が変です」と指摘された。8時に更新を完了できた。


どこか「ゆるんでいる」私を自覚している。


ラジオ「すっぴん」今朝のテーマは「出張」

リスナーから投稿は(うちの所長が出張のとき、よく有給休暇をとる女性社員があります)


以前、知り合いの奥さまが(主人が北海道に出張した。土産のカニの大きさで罪がわかる)


私は前職のとき、一年の半分は出張していた。いろいろ周囲は言っていたのだろうと思った。


『会社はウサギ小屋』


 創業時の会社は、ウサギ小屋みたいなものでした。「人から見られていると思うと、会社に出入りするのがいやだ」と社員からよく言われたものです。

 そんなとき、「できないものはしようがないじゃないか」とは考えませんでした。いつかは、社員にそのような惨めな思いをさせなくてもよい会社にしよう、とただひたすら念じ続けて会社経営に取り組んでまいりました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

涅槃図を間近で拝観できた

厚狭 日蓮宗の妙徳寺。毎年この時期に涅槃図を少しの期間公開される。400年以上まえの作品で、劣化などを考慮して僅かな日数の公開。

明日のホーム画面では動物たちも紹介しますが、歩きとおされた釈迦の足を撫でる人に感動した。


早島教会で直会でいただいた 玉井光男先生お話のCD 2枚を聴きながら配達をした。

先生のお話を文字におこして出版した者として、何度か耳にしたお話が懐かしい岡山弁だった。けれども、私が農園生活をはじめてからのお話は新鮮だった。


ご結婚50年を迎えられたころの講話。

何の不自由もない家庭から家内は、その日の生活をどうするかという早島教会の後継者の私に嫁いでくれて今日までささえてくれた家内です。家内をとおして神様が私に寄り添うてくださった。という内容だった。


きょうお昼まえに奥さまから電話。

遠いところから、きのうはよう参ってくれましたな。ありがとう、ありがとう。

この声は奥さまであり、先生であり神様からでもあると感じた。


『ホテルの備品』


 ホテル代の中には石鹸やシャンプーやカミソリ等の代金が含まれています。だからといって全部使わなければ損だ、という考え方が人間を卑しくします。

 むしろ、使わずに全部残しておいたほうが心が豊かになるものです。部屋の掃除に来た人も、そのぶん、楽ができて喜ぶことでしょう。

 こういう考え方を持つ人が多くなると、世の中はどんどんよくなります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

説明(証明)できない 神様のはたらき

昨夜は下関唐戸で毎年恒例「ふく の会」の18名に私たち夫婦もまじえていただいた。大皿に天然ものの華が咲きそれは二人に一皿。白子に揚げ物、鍋を経由して雑炊、さいごはフルーツ。ヒレ酒飲み放題。


毎年、今村ご夫妻を我が家の車で送迎していた。ご主人が昨年、突然亡くなられたがいつもどおりお迎えに行き3人で往復した。その車中で話された奥さまの言葉をかみしめている。


数年前、私のお客さまのもとで生まれた金魚の赤ちゃんを今村家に差し上げた。たいせつに育てておられたが昨年末に腹を上にむけて、生きているけれど瀕死の状態になった。知り合いが「それは、転覆病といい治すにはお湯を少し入れて金魚に塩をかけたらよい」とアドバイスを受けた。

奥さまは教わったとおりの治療を数日繰り返したら治った。その経過をスマホの写真で見せてもらった。


私ならば「なぜ、その治療で治るのか」と質問をし説明(証明)に納得できたらやるだろう。けれども今村の奥さまは疑いもなくされた。


きょうは岡山県早島教会、玉井光男先生の一年祭が教会で10時半からお仕えされる。9時少し前に岡山駅に到着

。宇野線は9時07分発の連絡を調べていた。ホームに行くと05分発快速マリンライナーが停まっていた。駅員さんに「早島駅は停まりますか」と尋ねて「はい」の返事で乗車した。座った直後に乗り込んできたのは太秦教会長(長女の婿)彼も早島参拝で早朝の京都を発った。


早島に着くあいだ、偶然の出会いと転覆病のことを重ねて彼に話をした。彼が明快に答えてくれた「世の中で説明(証明)できることは僅かなことです。わからないことが多いですが、そこに僕は神様をおいてみるようにしています」と。


早島駅から徒歩で教会に向かった。前を歩く3人の黒服の男性(40歳ぐらい)に「参拝ですか」と声をかけた。話ながら歩いていると「もしかすると金光出版のアダチさん?」と私の素性を言い当てた。今度は私が「どちらの教会ですか」と尋ねたら長門市 正明市教会です。20数年前にこの教会の出版をお手伝いしたことがある。


一年祭に足を運んだ私に「ええか、いつも神様と歩んでおるんぞ」と、玉井先生のサプライズを実感したお参りになった。


『プールに水一滴』


 この四十年間、プールに水一滴垂らすような努力をしてきました。プールに水一滴垂らしても、見た目には増えたかどうかわかりません。

 しかし、少なくとも減ってはいません。間違いなく水一滴分だけは増えている。そんなはかない努力をやり続けてきました。特別な能力を持たない私には、そういう道しか選択の余地が残されていなかったからです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

4日連続 今夜も下関

35年前の作品「恋におちて」を昨夜見終えた。

既婚者の男女が偶然が重なり恋におちるシナリオ。ふたりの心の揺れぐあいがつたわった。ラストシーンを撮った。


夜の農園は見えないけれど動物が活動している。1時すぎ山の中から動物の悲鳴が聞こえて目がさめた。夕方見かけるタヌキの子供2頭。その子供がキツネかなにかの動物に襲われたのかもわからない。それにしても断末魔の声だった。


小雨のなか萩市にむけて6時前にスタート。この時期に路面が凍結していないのは不思議。アーケードの田町商店街を数回往復ウォーキング。常茂恵旅館など配達をおえて長門市野波瀬。そのあと大谷山荘から美祢市で配達はおわる。

きょうは山口市まで足をのばして給油と買い物を済ませて農園に戻った。


録画で見た岡本拓也さん主演「ちぐまや家族」は超短編だった。萬代さんからも「短い番組でしたね」とメールが届いた。


下関唐戸で恒例の集いが夕方6時からはじまる。水曜日から4日連続の下関行き。明朝は上り一番の新幹線で岡山県早島町で仕えられる、金光教早島教会長 玉井光男先生の一年祭に参拝する。今夜の酒は控えめと今は思っている。


『迷惑を嫌った両親』


 両親の教えで、記憶に残っているのがデパートでのことです。私たち子供が、ガラスケースに身を乗り出して手で触ったりしますと、よく叱られました。せっかくきれいにしてあるガラスを、手で汚してはいけないというわけです。

 一事が万事、この調子で、人様に迷惑をかけることを極端に嫌う両親でした。

 おかげで、私も迷惑をかけない生き方を最優先するようになりました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

長府庭園のお雛様ですよ

長府庭園はお雛様が書院にたくさんお目見えしています。流行ではない伝統文化の美しさをあらためて感じました。


数年前、日曜日・水曜日・金曜日は仕事はしないと宣言した。その結果、水曜日の小野田市と金曜日の周南市方面は正志(長男)が配達せざるを得ないようになった。

とくに金曜日は、山口市・防府市・新南陽市と配達距離がのびるので大変だと思うが、私が老体で頑張っても農園にとってプラスにならない。フェードアウトのような幕ひきを願っている。


けれども現実は凡人が描くようにはならない。水曜日は下関市市内の配達先が増えている。安岡が一番遠方になるので走行距離は150キロぐらいになる。

金曜日はスポットで「届けてください」に応えるようになった。きょうは長府までの範囲で300個ほど配り終えた。


明日の夕方は下関市内で恒例の催し幹事役になっている。その日取りが決まった直後、10日の日曜日に岡山市で玉井光男先生(金光教早島教会長)の一年祭ご案内が届いた。土曜日も日曜日もアクセル全開になった。


映画「恋におちて(ロバートデニーロ)」の録画を半分みた。主人公になりきってしまいドキドキした。今夜はラストまで。


明日の午前9時25分。TYSテレビ(ちぐまや家族)でお掃除仲間の岡本拓也さん夫妻が経営される「ガッツ体操教室」が放映されます。レボーターはショートカットの「けいちゃん」です。お楽しみください。


『ホテルのシーツ』


 同じ部屋を二日、三日と利用するときは「この部屋は今日も使いますのでシーツは取り替えなくても結構です」と書いて出かけるようにしております。

 自宅で、毎日シーツを取り替える人はいないはずです。ところがホテルに泊まると、お金を払ったぶん、シーツを替えてもらわなければ損だと考える人がほとんどです。

 卑しい考えだと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

中山さん 訃報に驚いた

下関市唐戸で理容店と鉛筆画教室をされていた中山さん昨年末に 肺がんを宣告されて入院された。退院後は自宅で静養中だと思っていた。

今朝、先月の集金で奥さまと顔をあわせたので「どうですか」とたずねたら「1月2日に亡くなりました」と返事をされたので驚いた。73歳、仕事のあいまに畑もされてお元気だった。


農園をはじめて間もないときから毎週農園に立ち寄りタマゴを買って帰られた。配達しますと言っても「農園の風景がボクが育った田舎と似ているので、ここに来るのが楽しみです」と通われた。桜を植えてほしいとお金を置いて帰られたとき八重桜を2本植えた。


鶏をスケッチして額も手作り。あんたの部屋に置いてほしいと持ってこられた。母がボツボツという時期に「お母さんを描こう」と写真をもとに描いてくださり、それを遺影に使わせてもらった。

ご冥福を祈ります。


3日ほど配達中に国会中継を午前も午後も聴いた。統計資料問題で、その当事者が野党は国会招致しても拒まれて審議が空回りしている感が大いにある。

八つ当たりになるけれど、一旦停止で反則金を払う国民と、嘘の統計資料を作製した役人は責任を問われないことに腹が立つ。


一方的にながれるニュース番組を最近見ないことにしている。子供虐待は胸がつまる。親をはじめ周囲の大人すべてに裏切られて亡くなる子供の絶望の心中をおもうと悲しくてたまらない。


腹が立ったり悲しんだり、喜ばしいニュースが少ないまま平成の幕がおりるのだろうか。


『習慣が人格を形成する』


 自分の人生を急によくしようとしても、よくなるものではありません。

 一つひとつ、よい習慣を身につける以外に方法がないと思います。

 よい習慣に裏打ちされたその人の行動が、全人格として表れます。

 商売をしている人は、お店の雰囲気に表れます。物を作っているひとは、物作りに表れます。

 習慣が、人格を形成します。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

長府庭園を楽しんだ

4時すぎ、携帯電話にメールが届いた。この時間に届く相手の想像がつかない。急用なら電話をかけるだろうにと思いつつ見たら牧くんだった。

ラトビアの旅をしているらしい。いつも電報のように短文。私にはラトビアがどこにあるのかさえわからない。自動翻訳機とレンタカーで楽しんでいると思う。


きょうの配達は長府から始まり長府で終わるコースになった。お昼前、雨があがったので長府庭園(長府毛利藩家老の屋敷跡)に立ち寄った。書院でお雛様が絢爛豪華にならんで、とてもよいひとときになった。その写真はぼつぼつ載せます。


木曜日の配達先が多くなり、木曜日の遠隔地(飛び地)を水曜日にまわるようになった。その水曜日のお客さまも多くなり少し疲れを感じる。

きょうも農園近くの温泉に立ち寄った。明日は長丁場の木曜日。


『社員からの批判』


 掃除を始めたころのことです。

「うちの社長は掃除しかできない」

 社員からの批判を、外部の人を通してしばしば耳にしておりました。

 そういう声を耳にするたびに、何度やめようと迷ったかしれません。迷っては戻り、迷っては戻りして今日までやってまいりました。しかし、どう考えてみても、掃除以外、私にできるいい方法が見つからなかったのです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

知りたい願望はとげられる

読めない漢字に、わたしの環境には調べるモノがない。タブレットにその機能はあるのだろうが見つけられない。

先日、テレビショッピング番組で電子辞書を宣伝していた。広辞苑から医学書などを冊数とその重量までを大声で連呼しており面白かった。そのなかで「手書き画面」で漢字を検索できる機能の紹介をした「これだ!」とすぐにタブレットを出して「漢字読み方」をキーワード検索でヒットしたのがこのアプリ。無料ゆえに広告表示は我慢。

「部首」や「画数」検索ができたら最高だと思うけれど、無料でかなえてくれるのでとても重宝している。


知りたいキーワードを持っていると、解決の糸口が見つかる。


山口市に「姫山ブス伝説」なるものがあると地元紙に載っていた。その表現に目くじらをたてずに読んでみた。


権力者が見初めた女性。けれども彼女はそれが嫌で山の井戸に身を投げた。そこが「姫山」という地名の由来らしい。そして、姫山地域で生まれた女性は「ブス」だと。

それを配達先で話題にしたら奥さま「私は、その姫山の出なんです」伝説は嘘だった。


きょうの鍵山語録。

前の仕事では1年の半分ちかくホテルに滞在した。備え付けのものや無料のサービスは使わないと損をすると思った。自宅には歯磨きセット・石鹸やシャンプーが売るほどたまった。

鍵山先生と黒川温泉で泊まることがあった。備え付けのものにはまったく手をつけられずにチェクアウトになった。

私の母がよく言った「国の損」無駄なことをすると、その言葉が出ていた。


『ホテルの利用法』


 宿泊するホテルには何でも揃っておりますが、私はほとんど使いません。

 なぜか。理由は、一回使っただけでゴミになったり、そのたびに洗濯をしなければならないからです。資源がムダになり、ゴミが増えるだけだからです。

 私はできるだけ、持参した自分の物を使うように心がけております。備えてある物で使うのは、せいぜいタオル一枚とバスマットくらいですませます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

数楽の会 お裾分け

きのう鍵山記念館を会場に催された「数楽の会」(囲炉裏の部屋 ホーム画面に数楽の会入り口があります)。


私が「ガッテン!」できた藤野先生講義のいくつか。


🔶節分のお日柄で十二支解説からはじまり、その東西南北の配置。鬼門とされている12月(丑)、1月(寅)この方角は北と東の真ん中をとおる艮(うしとら)。つまり鬼門の鬼(邪気)がこの方向から入ってこないよう豆をまく神事。

この講義で皇居乾通りの意味がわかった。9月(戌)と10月(亥)の真ん中、北と西の真ん中を乾(いぬい)とよぶこと。


🔶神様は南をむいておられる。きょうの配達でたくさんの神社があった。ご神殿は南を向くように建っていた。農園にお祭りしている神様は「金光様」。日柄方位にこだわらずに生きたらよいという教えがある。

その教祖ご理解が書籍「金光大神」にある。今夜から読み始めたい。


🔶風呂の詮を抜いたとき排水の渦が巻く。それは右回りか反対か。その現象にも見逃せない大切なことがある。昨夜の農園の渦は右回りだった。


鍵山先生が引用される「運命はその人の性格の中にあり(芥川龍之介)」この解説に藤野先生はマザー・テレサの言葉をならべた。


思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい、それはいつか黄道になるから

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから


『いい縁の作り方』


 いい縁ほど放っておけば遠のき、忘れ去られていきます。

 逆に、悪い縁は放っておくとますます近づき、強くなります。

 いい縁をつなぎ止めておくためには、つなぎ止めようという強い意志を持ち続けることです。そのうえで、人間としてひたむきな姿で人に接することです。ひたむきな姿が人の心をとらえ、いい縁につながります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

で、私はどうするのか

県外で「ブログ」を読まれる方に解説。

写真の「ちぐまや家族」は、平仮名の反対読みで「やまぐち家族」になるのです。当地ではずいぶん息のながい番組で、県内のグルメや行事、珍しい人や品物(おしえて山珍)など愉しい企画の番組です。

写真の左端「けい ちゃん」最近ショートカットになっています。カットは番組スポンサーの糸賀社長 ニュースタイルだと思います。


9日、朝9時25分からの番組で山口県の掃除人 岡本拓也夫妻の「ガッツ体操教室」が紹介されます。「けい ちゃん」アポなし突撃取材に拓也さんの鼻の下が放映されることでしょう。


きのうお昼にテレビをつけたら「最後の授業」の再放送。大林宣彦監督だった。

余命宣告をうけた監督が大学生たちに「伝えておきたいこと」を、時間ルールを無視して語られた。この若者たちに(平和の視点で作品をつくり続けた)歩んだ生き方を継いでもらいたい、その願いが強く伝わった。なかでも冒頭の語りは納得できた。


私に住み着いた「がん」は、どんどん増殖している。けれども彼らは増殖したら私の命が終わり、そのとき彼らの命も終わることを知らない。


地球で増殖して本来の地球を壊し続けている人類も、私の「がん」と同じ運命を辿らないよう、若いあなたがたに人類の希望を託します。


大国間の軍縮ルールが壊れた。辺野古は沖縄の問題としている我々。

高校生のとき、親に隠して読んだ週刊 平凡プレイボーイで小田実が様々な社会問題に「で、おまえはどうするのか」を問い続けた。あの言葉を思い出した。

「日下の灯」つまりは「おまえはどうするんか」がとわれる。


『日下の灯』


 百万本のお経を読もうが、いくら勉強しようが、実践しなければ何の役にも立ちません。

 知識は使い方を知らないと意味がありません。そのことを実によく言い表しているのが次の言葉です。

「百萬典経、日下の灯」。「日下の灯」とは、太陽の下の蝋燭の火、という意味。つまり、太陽の下で蝋燭に火をつけても何の役にもたたないということです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

極楽寺 掲示伝道の私はファン

長門市 極楽寺の掲示伝道が2月に衣替え。長門市一帯にこの伝導が張られている。私のようなファンは多いのではなかろうか。


小野にお住まいで、最後は小学校校長で定年をむかえられた平山智昭先生(90歳ぐらい)。「ぼくらが授業の主人公」という本など出版のお手伝いをした。

私が農園をはじめるときは地域の人たちに私を紹介して歩いて下さりご恩がある。


退職され郷土の歴史を根気強く調査された。小野の各地、山々を踏破され神社関係38。仏関係39。墓・石碑・歴史26を地図におとされた。

地域をめぐり、山々にもわけいり山伏の修行跡や分教場の跡なども発見された偉業だと思っている。

調査の過程で「言い伝え」を古老からたくさん聴取された。そのなかに毛利秀就の誕生地は小野だった。という言い伝えに出会われその調査をされて「謎」を確たるものにされた。現在、その地に記念碑が建立されている。


その毛利秀就について内田鉄平という宇部フロンティア大学特命教授・歴史学博士が地元紙のコラム「古里歴史よもやま話 31」で 伝説が誕生するまでのいきさつをのべられ、平山先生の説をふまえたうえで「伝説」と結論付けられた。


以前、邪馬台国は長門市俵山にあったとする自費出版のお手伝いをした。ご当人は真顔でその説をのべておられた。


墳墓についても「説」の域を出ないものが多くある。歴史にはロマンがある。

ご高齢の平山先生、心中は穏やかではないと思う。近いのでご機嫌うかがいに行ってみよう。


『見返り』


 いままで、かなり努力したつもりでも、報われないことのほうがほとんどでした。しかし、それでいいんだと思います。それが自然の姿だと思います。

 一人でも多くの人が、見返りばかり求めず、努力そのものに意義を見出せるようになれば、世の中はもっと穏やかになると思います。

現代人が豊かさの中で、幸せを実感できないのは、努力以上の見返りを求めるからです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

2月がはじまりましたね

下関市のお客さま。地域でノラ猫がふえて困っておられる。家庭菜園の畑で排泄をするので土が臭い。鳴き声がうるさい。市に相談したら犬なら捕獲するが猫の捕獲はやらない。猫が嫌う音を出す装置を期限つきで貸し出します。効果があるようなら個人で購入してください。


市から借りて玄関に置いたら効果があった。ネットで購入(数千円)写真が、商品名「ガーデンバリア」ところが問題がおきた。孫が「ばあちゃんの家はやかましい」と言い出した。毎年訪れて楽しませてくれる常連のツバメも来なかった。


どうやら、高齢者には聞こえないある種の音を出していることがわかった「足立さんは聞こえますか」と言われて耳にあててもなにも聞こえなかった。


水曜日と木曜日、下関市内を配達した。きょうは木曜日に月末集金ができない(私の到着が、お店の開店より早く)和食と洋食のお店に集金に行った。

10時に終えて帰り道。関門トンネル人道口のパーキングに1台スペースを見つけてすべりこんだ。門司まで海底トンネル片道780メートルを往復した。

ここは、雨風や日差しに影響されない無料のウォーキングとランニングの聖地になっている。パーキングに入れたのはラッキーだった。

走る人、歩く人で海底は賑わっていた。杖を頼りのリハビリの方や白杖の方、中国語と韓国語も賑やかだった。

1958年に海底トンネル開通。去年がトンネルは還暦を迎えた。


農園ちかくの温泉に立ち寄り、サウナ15分でしっかり汗を出した。けれども体重は67キロと2キロも太った。その原因は心当たりがある「やったら」とすすめられたアーモンド。それとポリフェノール効果のチョコ。これをやめたらもとに戻ると思う。私の体重は20代から65キロ。


昨夜から今朝まで雨音が激しかった。井戸の水位が下がり非常時になって、川から井戸までホースを延長して撒水する毎日だったがめぐみの雨になった。


『今日よりも明日』


 道路の歩道と車道の境目には、砂や土がたまりやすいものです。この砂や土をなめるようにきれいにしておくと、次回からの掃除がやりやすくなり、掃く時間が大幅に短縮されます。

 ところが、この砂や土を放っておいて、上っ面のゴミだけを掃いていると、いつまでも掃除に手間どります。

 何事も問題の原因を億劫がらずに、根底から改善することです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)