3日連続の下関市

下関市安岡の園芸センターで「古農具展」が開かれており水曜日に立ち寄った。


なかでも「発動機」を見つけて嬉しかった。私の記憶で燃料は重油。黒煙をあげてドンドン ドンドンと重い音を響かせた。この発動機をどう使いこなすかは農家の人の知恵にかかる。機械は回転力だけが仕事で、そこにベルトをかけてどんな仕事をさせるかを問われる。


農園の地域で年前、この種類の発動機を庭に据えていろいろな農作業をされていた古老がおられた。裸のベルトが音をたてて回っている、巻き込まれたら命はないように思えたが家族総出で働いておられた。お百姓さんはあらゆる技術を駆使される。また農舎のなかは錆び付いた農具はなく整頓されていた。


水曜日と木曜日、下関市内などを走った。きょうも下関市内に配達と集金があった。お昼に農園に戻ったが疲れを感じた。以前なら昼ごはんに缶ビールが定番だったが、最近はアルコール抜きのビールになった。昼寝30分で疲れが消えた。


美祢市のカフェ ギャルり「とりのこ」できのうお借りした漫画「あずさ弓の如く(上・下)」を読んだ。

会津飯盛山で自刃した白虎士のなかで生還して、美祢市小杉つまり敵の長州藩中隊長 楢崎頼三の自宅で養育され、数奇な運命を生きた飯沼貞吉の物語。

この小杉集落には月曜日に配達をしている。91代文部大臣 高見三郎も小杉の出身。いつかホーム画面で小杉を紹介します。


『富を活かす』


 人間の欲望には際限がありません。

 欲望に目がくらみ、「あれが足りない」「これが足りない」とどこまでも求め続ける生き方は、もうそろそろ止めにしなければいけません。

 この日本は、普通の生活を営んでいくには、十分過ぎるくらいに富んでおります。これからは、自分に与えられた富を自覚し、その富をどう活かしてくかを考えるときだと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)