山奥のブランコです

今朝2時、蚊に腕を刺されて痒くて起きた「ムヒEX」ですぐ治る。部屋に蚊がおったことに「はて?」ボウフラがわく水溜りはない。橋の向こうには竹林があり、切った竹の節に溜まった水にボウフラがわく。


配達していると蚊が多いのは街中の住宅街。空き缶や古タイヤなどにたまった水でボウフラ成長する。


20年以上お届けしている老夫婦のお宅。きのう婆ちゃんが「土曜日に主人が亡くなりました。たまごの数を減らしても配達してくれるかね」


婆ちゃんは半年前に人工関節を片足入れた。スーパーマーケットまではバスをつかう。


爺ちゃんの最期はどうじゃったかね。


何日も前から食が細り「入院するかね」と聞いたら首を横にした。土曜日のお昼前にお茶を飲ませようとしたら冷たくなっていた。

89歳、とても穏やかに往きましたと。


きのう夕方、下関市内のお客さまから電話「長い入院になるので、しばらく配達はとめてください」と。


木曜日の配達コースのおひとり生活。20年以上お届けしたお宅は幹線道路沿いの上にお宅がある。駐車場はない。近くのバス停の隅に停めたらバスの運転手さんから怒鳴られた。

幹線道路を下った空き家の前、駐車禁止の路肩にとめて駆け足で坂をのぼり、そこからお宅までの石段を駆け上がるという体力勝負を続けた。


仕事を効率ではかれば「ばあちゃん」も「駆け足配達」もお断りすることになる。


「配達の再開お電話を待っています」と言った。


きょうの写真は、美祢市から農園までの最短ルート「藤ケ瀬峠」その道からさらに最短ルートの山あいを走った。

田園風景のなかにブランコがあった。この山奥で子育てしている!