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今朝おばあさんのお宅にお届けしたときの感動。
庭から小走りで受け取りに来られた「こけたら命取りになるよ」と言った。
大丈夫。いつも母が私を助けてくれているから大丈夫。死ぬときは母が迎えにきてくれるから安心なんじゃ。
見たこともない神仏に身を任せるより「親」を日々拝み、お願いして頼ることの安心を教えてもらった。
先日、1回目の放送が終わった100分de名著「宮本常一 忘れられた日本人」のテキストを、しっかり学びたいので買った。
磯村千代子先生は郷土の東岐波と教師初任地の阿知須の古老を訪ね、記憶のなかの民話を聴きとられた。
その民話を脚本にして「にっこり座」が上演もした。その出版のお手伝いは私がした。
大内文化を歩こうと山口市を歩いた。秋月藩を学びに行こうと秋月。村上水軍のときは尾道。県立美術館の催しいろいろも運転手。運慶・快慶仏像展のときは「ええかね本では仏像の尻は見えんから、尻をしっかり見ようで」と尻を拝観。
10数年前にお国替えされた。宮本常一を知るにつけ磯村先生との思い出が重なる。
宇部で掃除に学ぶ会を立ち上げるとき、どの学校も掃除の受け入れを拒んだ。それを磯村先生の自宅で話したら「あだち君、今から行こう」と東岐波小学校の校長に談判して「わかりました」をとりつけた。
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