本・テレビと質問で学ぶ

1944年6月6日、フランス領ノルマンディー海岸に連合国軍約20万人の兵士たちが敵前上陸をした「史上最大の作戦」。海岸線に守備陣地を強固に構築したドイツ軍の後方に800機の輸送機に13万人の落下傘兵が乗り込み深夜1時、フランス領に舞い降りた。


映画「ウィンストン・チャーチル」で、和平という外交でドイツに降伏し、バッキンガム宮殿などにナチスの旗があがる屈辱の未来を選択するより、名誉ある戦いを選択しようではないか。議会でチャーチル名演説の場面があった。


ヨーロッパの各国を支配下にしているドイツに対して、これを放置しては世界が危うくなると連合国軍という、言葉や文化が異なる若者たちが一枚岩となって共通の敵に向かった。


上陸場所のノルマンディービーチは遠浅。できるだけ敵前上陸を果たしたい、それを読んでドイツ軍は浅瀬にたくさんの棒をたてその先端に爆薬をつけた。つまり、満潮では上陸用舟艇が近づけない、引き潮で敵前まで相当の距離がある砂浜を装備を担いで、重いから走れず歩くことになった。44000人(うちアメリカ25000人)の若者が戦死した。


今朝、その記録映像番組を観た。ロシアの侵略を当時のドイツに置き換えたらEU(欧州連合)の結束がよく理解できた。


雨音を聞きながら部屋とトイレ・風呂に台所の掃除をやった。


日曜日の朝だけ好物の「もやしラーメン」をたのしむ。


松月院から頂戴した「浄土宗」を少し読みすすめて閉じ、録画番組の新日本風土記「花巻・釜石ローカル線」を1時間観た。

花巻の人は「宮沢賢治の」と以前は言っていたが知る人が少なかったが「大谷翔平の」で鼻高々になっていた!


やまない雨のなか於福道の駅温泉に行った。風呂をたのしみながら今週金曜日に更新する「あだち美術館」の組み立てを決めた。

湯上がり、館内WiFiに接続して各方面にメールを出した。


昼前、温泉を出て「JR於福駅」で開催中の「鉄道写真展」に立寄り。地域の人が雨のなか待ち受けている。そのはじめての客になったらしくコーヒーや土産の大歓迎で迎えてもらった。

写真展のなかに「於福鍾乳洞」開発、昭和30年代の写真があった。


地域の高齢者が集まっているので質問したら手を挙げる爺ちゃん。


いまの道の駅近くに鍾乳洞の入口が見つかり、観光資源にしたいと開発したが事情で断念。いまは入ることができない。

当時の古老が、その奥の水源に大量のモミガラを撒いた。数日後、秋芳洞にそのモミガラが到達したことを話してくれた。


質問癖で思わぬことが学べる。


写真は、先週金曜日の常盤公園菖蒲園。