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100分で名著。宮本常一の第1回を今朝観てから萩市に向かった。
大島郡出身で日本中を歩いて庶民の生活を民俗学の視点で掘りおこした。猿まわしの村崎修二さんは宮本常一に師事されたような話の記憶がある。
私はそれぐらいの知識だったが、民俗学はたいへん知りたいと思っていた。
なぜ歩いたのか。乗り物では見過ごすことが多すぎる。
大正洞フォトギャラリーでご縁をいただいた写真家「よねはなひさし(83歳)」さんは運転して国内、国外移動の範囲は尋常な距離ではない。ボクは高速道路はできるだけ使わない。あの風景はどこも同じだから。
民俗学の宮本常一の歩きと写真家の視点がわかった。
よねはなさんはルート66を走破して写真集を出しておられる。そのルート66の番組がある。
10日(月曜日)の午後10時。NHK総合テレビ
「映像の世紀バタフライエフェクト」🔶アメリカの夢と絶望を運んだ道(アメリカのマザーロードと呼ばれたルート66。シカゴとカルフォルニアを結び、8の州を貫く4000キロの国道は、人々の夢と絶望を運んだアメリカの歴史そのものだった)
宮本常一と柳田国男。同じ民俗学者が東北のある伝承を書きあらわしたわかりやすい対比が紹介され宮本の視点に共感した。
宮本晩年。おもに聴き取りした人たちは80歳以上、文明開化の明治を生きた人の生活ぶりだったらしい。
私を育ててくださった磯村千代子先生も常々「あだち君、歴史は年表もあるけれど、その時代に庶民は何を食べていたか。庶民のなかに歴史はある」
先生(小学校教諭だった)は地域で出征し戦死した兵士の妻全員と対面され、戦後を生きぬいたご苦労を書きとめておられる。
美祢市のガソリンスタンドENEOSでQRコードでLINE登録すると表示金額より5円引きという殺し文句に誘われやってみた。
62円で満タン給油ができた。
今朝7時前、道の駅「さんさん三見」から望む日本海。
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