5月のスタートは「ひまわり」で

 山口県教育会館でウクライナ支援の「ひまわり」が上映された。前売り券1500円を購入した。その中から支援金が積算される。全国200数十ヵ所で上映。

 山口県では昨日と2度の上映で両日満席。800円のパンフレットは売り切れだった。


 この作品はテレビで何度も観た。私の映画ランキングでは金メダル。 


 イタリアから出征した若者が厳冬のロシア(ウクライナ)の戦場で敗退のときロシア(ウクライナ)の娘に助けられ家庭を持つことになる。

 一方、イタリアで帰還を待つ妻は夫を探しにロシアに向かう。


 夫婦の愛情をせつないスクリーンミュージックが見事に演出する。この演奏をスクリーン上映で聴くことができてよかった。


 制作された70年代にコンピューターグラフィックはなかった。広大なひまわり畑や戦死者の累々と山に立つ十字架はすべて膨大な人手をかけている。


 歴史のうえでは戦勝国と敗戦国でも、男女二人の心を作品が描写することで、国家間の戦争がどれだけ人を不幸のどん底に落としてしまうかを私は理解できた。勝っても負けても、それは悲しみでしかない。


 ハラダヤ社長ご家族がさきほど農園に来てくださった。


 「ひまわり」で重枝さんと遭遇。桂子ちゃんとは鍵山記念館で密談。昼は平川の「どんどん」で。