農園、この時期は川からあがる濃霧が早朝多くなる。今朝も草木から水滴おちるほどだった。
山々の底のような地形と川霧を利用して農園の場所は戦後までお茶栽培が盛んだったらしい。けれども豪雨で橋が落ち、川の石がお茶畑に堆積し6軒あった農家はこの場所から離れた。
農園をはじめる20年前、登記簿などを手がかりに6軒の方を県内で探しあて全部で3000数百坪を250万円ぐらいで買った。
そのお茶の木が今年も新芽をひろげている。20年、草刈機で刈っても強い生命力で芽を出す。
今年は刈らずに何本か育て来年は茶摘みをやろう。農園の小野地域は山口県で有名な「小野茶」の産地。地域の人たちはお茶っ葉を天婦羅で春は楽しんでいる。
20年前、農園をはじめたときサツマイモをたくさん植えた。ゴロゴロ収穫できた。
戦時中、地域の人たちは供出するサツマイモを農園の場所で大がかりに作ったと聞いた「イノシシはおらんかったかね」と聞いたら、人が歩きまわる場所にイノシシは出なかった。
私もサツマイモを楽しんだときがあったがイノシシが群れで出没するようになりサツマイモは終わった。
ついでに、農園では松茸がたくさん獲れていたらしい。地域の家では「また松茸か!」と子供たちがぼやいていた。
ツクシが春を告げていた。
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