骨まで愛します

写真は大好物の「ゆめかさご」唐戸魚市場のお店で並べている店は2軒。それもいつでもあるわけではない「のどぐろ」漁があったときついでに捕れる。

その1軒のおばちゃんから「かさご」は食べにくいが、これは骨離れがとてもよいし脂がのっているから揚げたらいけんよ。煮て食べてみいや。

「のどぐろ」と同じ場所におり、なんとなく似ている。底引き網漁をする船が水揚げする。煮汁で豆腐を煮てネギと唐辛子をふったら一品できる。当然、身の大きいほうが旨い、数ではない。

と知恵をつけられた。


きのう「ゆめかさご」は一皿1000円「数は少なくてええから大きいのを盛ってくれんかね」とおばちゃんに声をかけたら6匹。氷もつけてくれた(クーラーボックスに蓄冷剤は用意している)


夕方、家内が「ぜんぶ子をもっちょる!」と腹をあけた。それも一緒に煮付けて皿に盛ったら豪華。豆腐もおばちゃん言い付けどおりの一品。

私は、魚は上手に食べる。秘訣は箸。専用の魚箸で時間をかけて、眼鏡をかけて骨だけにする。最後、その頭の骨に吸い付いて中身をぜんぶチューチューする。


3時に目がさめて録画の再生は六角精児「呑み鉄本線・日本旅」録画は「日南線を呑む!」南宮崎駅から志布志まで海岸線と酒蔵をめぐる。

六角精児バンドと日南油津のファンなので録画した。


前の仕事で日南市、南郷町の会議録調整を請け負っていたのでこの地域の風景や旨いものなど知り尽くしている。とくに飫肥から油津までの堀川運河が海にそそぐあたりの風情は。マグロ漁で黄金時代の当時をしのばせる赤レンガ倉庫やアーチの石橋など、それは観光地ではないけれど立ち寄ることが多かった。


番組で運河はやっぱりでなかったが伊勢海老料理の店にカメラが入った。私の宮崎の味は牛や豚や鶏肉ではなく、伊勢海老とカジキマグロ料理だった。

山あいの盆地、都城市の居酒屋でも新鮮な伊勢海老メニューがあった。値段は高くはなかった。

昔を懐かしみながら番組を見終わったら4時。


焼却ゴミに火をつけてから犬の世話。部屋の掃除。睡眠は足りているが運転疲れは感じている。

散髪をすませて湯田温泉「温泉の森」10時の開店一番乗り。

一番乗りの特権は、広いサウナ室の真ん中、清潔なタオルに座りテレビが見られる場所に陣取れる。15分でおお汗をかいて、寝て入られる「寝湯」で60分。夢をみていた。


農園に戻る途中にイオン系のスーパーに立ち寄りロング缶。お客は多いのにレジは二ヵ所の店員。みなさんセルフでレジをしていた。私にその知識はなくレジで「現金で」と支払い。


明日、15日の午前10時5分からNHK総合テレビ。目撃!にっぽん「ひとりを生きる 野村克也84歳」の再放送があります。

つい先日の放映で弱々しくなられた監督のお姿を拝見した。講演など依頼があれば、どこにでもまいりますと語られた。伝えずにはおられない心境を感じた番組でした。


きのう日記の写真。菊川さんから「後ろ姿に表情を感じます」とほめていただき嬉しかった。