明日から師走に

金曜日は仕事をしないと決めている。けれども習慣で3時に目が覚めてしまう。テレビのニュースは、腹が立つ報道など順番に見なければならないから見ない。寝床でタブレットのニュースアプリをひらいて関心のある出来事だけを読む。ブログのホーム画面の更新とFacebookも布団のなか。


山口市内から配達してほしいと昨夜電話があった。京都の長女に宅配を家内がつくったので、それもあわせて農園を出た。

ヤマト便は農園から近い嘉川営業所を利用している。着いたらなにやら慌ただしい雰囲気。停電していた。つまりコンピューターが全てダウンしていた。私の荷物もカードに記憶されている履歴を利用して伝票発効するので無理だと言われた。

北海道のブラックアウトや大島大橋の事故など、インフラに障害が発生したとき現在の社会は混乱がはじまる。

私は、山口市維新公園近くのヤマト営業所まで走って発送を済ませた。


暖冬と言われているけれど、それは「おしなべて」と理解。ガチガチに路面が凍結することもある。明日から12月、自宅と農園を毎日往復する家内の車に冬タイヤを装着した。


私が飲む酒ならスーパーマーケットで買ってもよいが、差し上げる酒なら松原酒店。午後から買いに行った。30分ぐらいおじゃまして近況をかわす間にもお客さんが入れかわり来店される繁盛ぶりは店主夫妻のお人柄だろう。


来月2日から水村喜一郎 展覧会が催される菊川画廊に立ち寄り。あるじは作品の展示に懸命だった。一足先に作品を拝見させていただいた。海外で描かれた作品も多かった。

両腕がない画家がひとり異国に行く「小便はどうしたのか」とか「言葉は」「食事は」と菊川さんに質問攻めした。2日はご本人 画廊に滞在される。


農園に戻るとき持世寺温泉に立ち寄り。400円で広いかけ流しの湯が貸しきりだった。


写真は、愛犬と散歩中にみつけたハゼの紅葉。この時期だけ「わたしは、ここにおるよ」と存在をアピール。


『親の教え』


 履物はきちんと揃えておく。畳の縁や敷居は踏まない。敷いてある布団の上を歩いてはいけない。唐紙は、必ず、取っ手の金具を持って開け閉めをする。その際、音をさせてはならない。

 いずれも両親から教えられたことです。馬齢を重ねたいま、このような些細なことを守り通すことが、生きていくうえで何よりも大切だと確信するようになりました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)