私の部屋は二重ガラス。カーテンをしめて雨戸をたてて3時に朝をむかえた。ガラスがびっしり結露していた。もちろん部屋の温度はかなり下がっていた。
水洗トイレを流したらガリガリと音がした。水道管が凍っている。外に出て気温を見たら氷点下3度。外の水道蛇口はすでに凍って動かなかった。
5時半に農園を出て萩市に向かうときの峠は氷点下5度。路面が乾燥しているからよいが、山から染みだしている水が路面で氷になっていた。
NHK テレビ「ドキュメント72」熊本県(20数年前は中央町)の3333段。日本一の石段が今回の舞台だった。
この石段が作られたのは、なんでも日本一を自治体が競っていたころ。完成して間もないころ家族5人で上った懐かしい石段。家内、いま身体で一番弱っているのは足だが当時は自転車通勤しており健脚だった。途中ウサギ跳びで上がる余裕をみせた。
私の家族が1往復するあいだに3往復された方がおられた。話を聞いたら、地元にお住まいの方で石段が完成しても最後まで上がれなかった。毎日コツコツ積み重ねて、いまでは毎日3往復するのが日課になった。
石段近くの焼肉店でモリモリ食べた思い出がある。
その1ヶ月ほどあと松村御大から「日本一の石段あがった」と葉書を頂戴した。
午後からユンボを動かしてイノシシが荒らした場所の整地をした。途中で給油をした。それは間違って軽油ではなくガソリンだった。
エンジンのことなら岡本拓也さんに電話で処置方法をたずねた。灯油の給油ポンプで1度抜き取り、そこに軽油を満タンにして更に抜き取り。ユンボの説明書にはタンク容量は10リットルと書いてあった。軽油を10リットル満タンにしてエンジン始動。30分アイドリングしてもエンジンの回転は正常だった。岡本さんが心配して電話をくださった。
この間違いは、ガソリンタンクと軽油タンク(どちらも同じ形)をならべて置いていたこと。慣れに陥っていたこと。
『孤独にならない法』
人間が孤独を感じるときは、二つの場合が考えられます。
一つは、大勢の中で無視されたとき。あと一つは、大勢の方々にお世話になっていながら、そのことに恩を感じていないときです。
孤独にならないためには、多くの方々にお世話になり、生かされている自分に気づくこと。そして「ありがたい」という感謝の念を持つことです。
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)