「よしの」談義はおもしろい

日曜日の耶馬溪がきれいだった。

月曜日は湯本温泉「大谷山荘」の納品があったので、少し早めに農園を出て、湯本の紅葉スポット 大寧寺に行った。小雨のなか、足を運んでよかった。紅葉が爆発したような一枚が撮れた。


昨夜は家内が農園に泊まってくれた。下関からもどるとき温泉に立ち寄ったので早々に布団にもぐり込んだのは7時。3時まで一度も起きることなく熟睡できた。


5時半に満載のたまごを積んで下関市に向かった。6時ごろ携帯にメールが届いた。この時間にメールが届くのは追加注文の場合がある。すでに農園を離れている。

送信元は親友の牧君(神戸避難所で一緒にボランティアした宮崎弁)BS 放送「プレミアム シネマ」のなかでよかった作品をダビングして彼に郵送している。先日「ワーテルロー」に感動した。あの当時CG がないとき壮大な戦場を実際に再現した作品のスケールは、制作した膨大な努力を感じた。牧君に「観るなら送る」の返事だった。それは禅問答「キューバ なう」つまりキューバの旅をしている。現地でスマホのSIMカードを買って、スマホの翻訳技能職を駆使して、彼のことだからレンタカーで走っているのだろう「ワーテルロー」と「レオン」を大阪に郵送しておこう。


木曜日の終点は美祢市の「よしの」一週間の近況をかわす楽しみ。ダビングした「ワーテルロー」と「レオン」を土産にした。店主はワーテルロー(1970年)映画館で観たらしくあらすじをご存じだった。

作品のなかで理解できなかった。イギリス軍に加勢したプロイセン軍を「教えてくれ」とリクエストした。歴史に詳しい店主は、ナポレオンの敗退とプロイセン軍をわかりやすく教えてくれた。


早朝、唐戸魚市場で買い求めた魚が今夜の食卓にあがる。   


『攀念智』


「攀念智」とは、人を恨む、憎むという想念を持つことです。

 人を恨んだり、憎んだりしますと、そのことばかりが心に引っかかり、眠れなくなり、精神まで蝕まれます。

 その結果、自分のエネルギーをすべて消耗することにもなります。

 つまるところ、「攀念智」を持つ人は不幸になるばかりです。「攀念智」を持たない。人生の極意だと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)