ネット検索するとき しないとき

うまく表現できない一枚です。活字で補います。


場所は平戸です。石畳の坂を歩いていたときお寺と教会の建物が重なって見えました。神社もありました。

数年前、映画「沈黙」を観たからよけいに感動しました。分断ではなく認めあう世界になることが、平和の一歩ではないでしょうか。


桂子ちゃんのご縁で重枝さん(コンピュータに詳しい)と出合いがあり、タブレットでブログをつくる方法を教えていただいた。毎月の更新はいわゆる図解で、私のレベルでもできるようにマニュアルにしてもらった。

それでもわからないことが多く、何度も操作手順を直接教えてもらうことが何度もあった。


そのときに、7ELEVEN マルチコピー機で私のタブレットの写真をプリントする方法を教えてもらった。それまで、プリントしたい画像は京都の照美さんに送信して、それが郵送されていた。


今年の旅でも、撮った写真を毎晩ネットでプリント予約をした。旅の終わりに7ELEVENに立ち寄り数十枚(一枚 三十円)をプリントした。


便利なタブレットの使い方を教えてもらった。


けれども、旅のあいだネット検索はしない。目的地がわからないとき、食事をどこですればよいかなど地元の方に教えてもらうほうが私は好き。なにより方言を聞いたら旅の実感がする。昨年、柳川の船頭さんに「忙しいかね」と山口言葉で聞いたら「がばい」と返事をされた。松江温泉でお婆さんに「山口から来ました。どこの温泉がよいですか」と聞いたら、ご自分がとくにお気に入りの立ち寄り湯を教えてもらった。

思案橋で「山口から来ました、お店をさがしています」と男性に聞いたとき「奥の方の店は地元の人とが多く、観光の方は入り口に近いお店、メニューをライトアップしているお店なら安心ですよ」と教えてもらった。


タブレットに頼ること、頼らないことを私なりに決めている。


『体験だけでは・・・』


 体験を積めばいい、というわけでもありません。むしろ、体験だけで生きてきた人の中には、したたかになっている人のほうが多いように思います。

「オレはこんな修羅場を経験してきたんだから怖いものはないんだ」というような人間になってはおしまいです。

 どんな厳しい体験をしてきても、純粋で傷つきやすく瞳の曇らない人間になることをめざすことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)