深耶馬溪 一目八景の紅葉

日田の宿。贅沢に6時に朝湯。湯上がりに体重計に乗ったら2泊3日で1キログラムのプラスにびっくりした。


8時に中津市経由で帰路につき、深耶馬溪の紅葉に立ち寄った。

20年間、九州全域の自治体を運転して営業していた。四季折々の観光スポット。温泉や旨いもの情報など体験している。耶馬溪のなかでも深耶馬溪には「一目 八景」その名のとおりそそりたつ岸壁と深い紅葉で知られている。帰路のコースから外れるが「紅葉」を家内に見せておこうと訪ねた。

9時半。かなり広い駐車場はほぼ満車。整理している方に「多いね」と声をかけたら、きのうは朝7時半で満車になり順番待ちの車で道路は遠くまで渋滞したと話された。


今年の旅は2泊とも夜の観光コースをくわえてプランした。平戸のナイト観光バスツアー。昨夜は日田の灯篭祭り。宿でテレビをみてゴロゴロ転がり酒を飲むよりよほど楽しいひとときになった。


昨夜、灯篭祭りに行くときタクシーの運転手さんに旅館がまだありますかと尋ねた。その旅館は、いわゆる木貸宿で2食ついて3千円ぐらいだった。日田市は九州の中央で、前の会社創業当初はこの旅館が定宿だった。

あるとき、夜中に高熱が出た。高齢の女将が世話してくれた「営業されていますよ。安いから行商の人の旅館です」もう代はかわっていると思う。懐かしい思い出がよみがえった。


しっかり練ったプランで今年の旅を終えた。


農園に戻ったら愛犬が形相をくずして喜んだ。今夜は特別な夕食にしてやろう。


『因果一如』


原因と結果は一緒という意味です。

原因をつくったときには、結果も同時に生まれるということです。

結果をよくするためには、気づく人になることです。たとえば、人間関係において、自分勝手なことをしていないか、というようなことを基本にして、気づく人になることです。気づきがいい結果をもたらしてくれます。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)