30周年 レストラン キャプテン

きのう夕方、ブログを書いていたら来客。

宇部市港町のレストラン キャプテンの奥さま「突然すみません」と私の正面に座られた。私はハイボール ロング缶2本を飲みほして空缶を隠すことを忘れていた。


覚えておられますかと額縁を差し出された「来るお客様には楽しみを  帰るお客様には喜びを」の印刷された書が入っていた。

20数年前、接待や家族で鉄板料理をたのしんでいたお店に私が持参したとうかがった。私は忘れていたが額は当時のイエローハット物流センターで買い求めた鍵山社長の言葉である。


この言葉を支えに夫婦で頑張り、今月30周年の記念行事を鍵山先生の朴の森を会場に開催することになりました。そのお礼にまいりました。

キャプテンさんは、農園をはじめたときからご注文を頂戴しているが額縁は忘れていた。


あるとき、当時の浜勝(トンカツ チェーン店)の社長が、宇部市のお店に来られたついでに夕食を誘われた。和食、洋食など馴染みの店のなかでキャプテンを予約して二人で行った。

社長が連発した言葉は「いいお店ですね」だった。奥さまはあかん坊を背負って笑顔だった「シェフ一押しのワイン、白をください」ボトルを飲み干したら「次は赤をお願いします」私は支払いで頭がいっぱいだった。

会計は社長が私をにらんで「私が」と。そしてレジの奥さまに「あなたの働く姿がとても素敵でした」と添えられた。

子供を背負って働くレストランにオーナー夫妻は悩んでおられた。けれども、その姿に「いいお店ですね」と励まされた言葉が悩みをふきとばした。奥さまがレジで感激された場面は覚えている。


『孔子と子路の問答』


 孔子とその弟子・子路の問答を紹介します。

 子路曰「聖人といえども窮するか」

(あなたは人から聖人と言われているが、聖人と言えどもそんなに困るんですか)

 孔子曰「君子、固より窮す」。ただし「小人、窮すれば斯に濫る」。

(聖人君子だってもちろん窮するさ。しかし、普通の人はちょっと困ったりするとすぐパニックになったりして乱れるが、聖人は乱れない。これが聖人と小人の違いだ)


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用」