あたたかい水曜日でした

長門市に向かう美祢駅始発。6時半に朝焼けが綺麗だったので駅舎から撮った。まだ時間があるので、電線をはずせる撮影場所をさがして走った。ホームセンターあたりで電線をこえたので東の空を見上げたら朝焼けは消えていた。


下関市市内、お客さまのご紹介で新規の配達先はマンション。お忙しいようで、指定の時間にあわせてうかがった。私宛の連絡方法(ショートメール)お届けの宅配ボックスと集金方法を打ち合わせることができた。ルールができた。

最初にルールをつくり、以後10数年お会いしていないお客さまはたくさんある。


長府、功山寺から山越えで維新の前田砲台にむかう野久留米街道。その山あいに漁船が漁で使い終えた魚網を山積みにしている作業場がある。

網の目の大きさはさまざま、刺し網(魚が頭を入れたら、魚は前に動くので胴体がひっかかる。後ろにさがろうとするとえらに網がからむ)がおもな使い道だったと思われる。

この網をおそらく資源として販売される方だと思う。お願いしたらわけて貰えると教えてもらい数年前に行った。

イノシシ対策で無料でもらえませんか、かなりのメートルで。と厚かましくお願いをした。ここで仕事をされている方はひとり。上半身裸で白髪頭と髭をたくわえ筋骨隆々だった。

私の素性を問われたので農園のことを手短に話した。日焼けした方が笑顔になった「ボクも下関市内の障害者施設にお手伝いしている。魚網ならいくらでも」と好意的に私のお願いをきいてもらえた。


これから農園周囲をしっかり魚網でバリアをしたいのでお願いをした。小月で散髪を済ませて水曜日をおえた。


『人間の喜び』


 人間の喜びで最たるものは、人に頼りにされ、あてにされることです。

 どれだけ財産を持とうが、社会的な地位を得ようが、この喜びに勝る喜びはありません。

 人に頼りにされず、あてにされない生き方は、生きがいをなくすばかりでなく、活力を失い、老化の原因にもなります。結果において、惨めな一生を送ることになります。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)