昼間の草刈りは命取り

美祢市から大谷山荘に向かう途中、一年中おじいさんが薪づくりをされている。間伐材をチェンソーで長さを揃えてしばらく乾燥。そのあと柄の長い斧で割っている。

この繰り返しを十数年、通るときよく見かけた。

これだけの間伐材を刻まれても、小枝や切りクズが散らかっていない。積まれた薪の上には雨よけトタンが置かれている。幸せな田舎暮らしをされている、というような想像ができる一枚。


深夜2時ごろネコが鳴いた。昨夜は刺身のアラをたっぷり食べたが朝食が待てないのか甘えたいのか。外に出て「おい」と声をかけたら姿をあらわした。牛乳をとりにいって器に入れて背中を撫でた。5時に呼んでも返事がなかった。


農園たまごを持ち込み、長府の洋菓子店レ・サンクでカステラの2回目をお願いした。宅配を頼まれた約30本、家内が送り状を付けて夜遅くまで作った。親戚の中元など朝にはできていた。

嘉川のヤマト便に持ち込んだ。集荷されたり持ち込まれたたくさんの荷物を手際よく仕分けするのは香水プンプンのギャル。笑顔でテキパキと伝票入力などをする姿は「プロ(一流)」だった。


真砂恵さん(次女)の自宅に届けておくように家内から頼まれた品を、丸尾に持っていった「ここに置くように」と言われた留守のウッドデッキの日陰に届けてミッション終わり。

東岐波のセブンでコーヒー飲みながら、湯田温泉か戻って草刈りかを考えた。結果、やりたくない草刈りに舵を切った。


11時に戻り、草刈機にチップの刃をつけて1時間分の燃料を入れて藪に入った。お昼にシャワーを浴びて冷たい缶ビール。1時間も昼寝ができた。


『力の蓄え』


 スポーツで、もっとも大切なのは基礎練習だと思います。

 ところが、この基礎練習というのは、実に辛くて退屈なものです。

 しかし、力を蓄えるためには、この退屈で苦しい基礎練習から逃げずに、耐えて取り組む以外に方法がありません。

 当社の場合、力を蓄える具体的方法としてもっとも効果的だったのが「徹底した掃除」でした。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)