久しぶりに県庁ロビー

写真は美祢線「あつ駅」地域交流センターの壁ギャラリー。

このセンターには、地域のご高齢者が楽しめる仕掛けがたくさんある。その仕掛け人に興味がある。


美祢市内の工務店で「あつ駅」を話題にした。社長の肝っ玉奥さんが口をひらいた「ある夜、下関市から戻るとき風雪が強くなり路面も凍りだした。主人に電話して現在地を言うと あつ駅まで走れ。と言われて吹雪のなかを駅まで走った。無人の駅舎には煌々と終電を待つ灯りがあった。主人を待つあいだこの灯りが頼りだったんよ」と懐かしく話してくれた。


食肉加工業者の社長ときのう連絡がとれた。農園の鶏肉を加工商品にしたいと伝えた。

きょう金曜日に山口市内にいくつか用事があると言うと「行きましょう」と即答。具体的に場所を決めるとき市内の地理に慣れておられないと感じたから、一番大きな目標の「山口県庁ロビー」でお願いをした。農園の鶏肉を材料に加工できる選択肢をその道のプロに投げかけた。気持ちのよい商談ができた。


26日は「風呂の日」とは知らなかった。湯田簡保の湯(通常600円)が400円だった。ゆっくりお湯を楽しんで農園に戻った。


『見えざるコスト』


 昔の人は、学歴がなくても、見えざるコストに心を向ける生き方を一人ひとりがしていたように思います。ところが、文明が発達して高学歴社会が進むにつれて、この「予知能力」ともいうべき感覚が失われれてきました。実際にことが起きてみなければわからないという風潮が蔓延してきました。

 この風潮は将来に大きなツケを回すことになると危惧しております。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)