立春朝搾り 五橋

水力で唐臼の粘土をつく 小鹿田焼き
水力で唐臼の粘土をつく 小鹿田焼き

九州に高速道路網が整わないころ、例えば自宅から宮崎市内まで10号線で12時間費やした。近道と判断したら林道でも走り時間をショートカットした。日田市の仕事を終えて飯塚市に向かうとき、地図上で近道があり通過したのが小鹿田の里。現在は観光バスが走る道路があるが、当時は秘境のような集落に出くわした。数軒の窯元が素朴な焼き物で生計をたてていた。その出会いから小鹿田のファンになった。

有名な窯元とは異なり、作業場への立ち入りは禁止の札。買いたい人は声をかけないと無視される。値切る客は嫌われるが、定価で支払うとビックリのおまけがある。


五橋 立春朝搾りは、立春の朝に搾りあげる究極の縁起酒。2年前から 春がきましたよ!の心意気で、井上酒店の協力でお届けしている。2月4日の朝に井上さんが五橋の岩国市に向かい、搾りたてを夕方宇部に運び、わたしがリレーする特別限定酒。利益はなくても喜んでいただければよい。

720ml 1620円税込価格  締切は1月27日


さきはど打合せを終えた。