「柱状節理」のご案内

Facebookで知り合った松尾浩さんは20数年前ご縁があった。農園に来てくださり再会が叶ったときカメラを抱えていた「撮る」が生き甲斐のようにみえた。


彼の作品が「フォトギャラリー写創蔵(しゃくら)」にあると知って、大正洞パーキングの一角「写創蔵」に行った。本格的な作品を落ち着いた空間で鑑賞できる。しかも無料だった。


写創蔵の企画展示が楽しみになった。


その展覧会で米花尚士(よねはなひさし)さんとご縁があった。80歳をこえて日本中、世界中をカメラをかかえて放浪されている。真っ赤なジャンパー姿で背筋はまっすぐでその年齢を感じさせる雰囲気はない。


ルート66の旅は写真集になっていた。心ひかれる場面はたくさんあった。そのなかでも廃墟の街で見つけた冷蔵庫。そのなかのコーラのボトル。その一枚の写真から物語がはじまった。


その作品のなかに地質(ジオ)に関係する作品があったので不躾な問いかけをした「秋吉台と平尾台は同じですか」

ハキハキした口調で、私が理解できるよう敷居を低くして解説してもらった。


来月8日から27日まで「柱状節理」をテーマに「よねはら」さん写真展が萩市明倫学舎で開催される。


私の仲間たちに案内していたが「柱状節理」を理解していなかった。


BS番組「ジオ・ジャパン阿蘇の火砕流台地」を観た。

カルデラ火山大噴火で形成された熊本・大分に宮崎県の台地が形成されたジオの歴史に「柱状節理」は主役だった。


その「ジオ」を世界中で撮られた写真展ということが理解できた。高千穂峡(宮崎)や原尻の滝(大分)などを理解することができる貴重な写真展が萩市で観るチャンスだとわかった。


春の萩市散策コースでお立ち寄りください。