大きなイワシで2月が始まり

2月の幕開け木曜日。

唐戸魚市場に「特特大」のイワシがあった。その皿に盛ったイワシではない「もっと大きいのがほしい」と氷水の中から選抜してもらった。重さで金額はきまる。数匹買った。一匹250は嬉しい買い物。

節分までのイワシは最高と言われている。買ったイワシは、もちろん刺し身用。

脂が最高にのったイワシは、腹をあけずに塩焼きが旨い。刺し身にすると腹の脂と皮の脂を捨てることになる。腹わたも旨い。


農園から出る下水(キッチン・トイレ・風呂)はすべて浄化槽にはいる。曝気槽という2つの槽があり、ひとつは好気性バクテリア、ひとつは嫌気性バクテリアが活動できる仕組みになっている。好気性槽には電気モーターブロアー(金魚のブクブク)で酸素をおくっている。


浄化槽の2種(好気性・嫌気性)のバクテリアが汚水を処理する。それを厚東川に出している。


農園生活をはじめてキッチンの汚水に向き合う場面があった。

処理槽までに汚物を沈殿させる「貯め枡」がある。その「ます」の重い蓋が持ち上がったことがある。キッチンで自宅のようにすき焼きなど脂の食器などを洗剤とお湯で洗った。その脂が冬場の気温で固まり蓋を持ち上げるまでに成長した。蓋があいたら汚水が周囲にひろがる。


脂(油)料理で使った食器は「拭く」それから洗う。大勢でイノシシ料理のときのは紙食器を使い焼く。


下水処理場では「貯め枡」はない家庭から流れてくる汚水に取り組んているのだろう。