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配達先は学びの場

水曜日の下関。

配達のときお二人の方「肥えたね」の挨拶だった。運動は足りているので酒の量かもわからない。


戦後のベビーブーム「団塊の世代」のはしくれに26年生まれの私も含まれている。


その後、ふつうに考えたら日本の人口は増える。増えないしても減少にならず維持するのではなかろうか。


地方自治体は限界集落という過疎化がひろがり地方の税収入で自治が危うくなっている。


ならば国からの交付金とはならない。国を支える税金を払う人が減少して、高齢者にかかる医療費などの予算がふくらむ。年金制度が維持できるのか。


ずっと前から私の疑問は「なぜ少子高齢化」になったのか?だった。


私と同じ年齢の女性とそのことが話題になった。腑に落ちる説明をされた。


以前の日本は、夫は家事は妻をあてにして、妻は月給袋を持って帰る夫をあてにして、価値観など結婚してちがいを知っても離婚は世間体を気にして辛抱した。

「子ども手当」などなかった時代、生活費をやりくりして子育てした。高齢の親の世話も自宅でやった。


今の日本は、女性が自立して生きていく社会ができた。コンビニがあるから男性は食べることはできる。


結婚が若い男女に「縛り」になっている。なってはいないが、子育てに充てるお金は、夫婦で楽しむことに使いたい。

それが今の日本ではないか。


「たまご」の配達は「私の学びの場」


写真は綾羅木のお宅玄関お飾り。荷造りヒモでつくりましたの作品。