一年前の思いで

写真は昨年の12月18日撮ったもの。


萩市の山登りに出たが吹雪になった。萩市内は路面に積雪がはじまったので山は中止。せっかく萩まで来たのでさぁどうするという場面になった。


JR東萩駅から奈古駅までの海岸沿いの国道は風光明媚なので一度歩いてみたいと思っていた。距離をはかろうと奈古に向かった。

国道を走行する車両はとても少ない。その答えはすぐに出た「越水注意」の大きな看板が国道に出ていた。日本海のは荒波がバケツで空から海水を国道にふらせるようなところが数か所あった。


車体をバッサリ海水が洗い、ワイパーで海水を振り払うはじめての体験「来るのではなかった」と後悔したが遅かった。


奈古まで何度か海水をかぶりながら着いた。


はじめて眺めた大荒れの日本海をたくさん撮れた。奈古まで15Km、天気のよいとき潮風を楽しみながら歩こうと思った。奈古の古い街並みを散策した。


ついでに須佐まで足をのばした。途中、高い場所から日本海を撮っていたら「瑞風」があらわれた!(きょうの掲示板)須佐では民俗資料館に立ち寄り知らなかったたくさんのことを学べた。


国鉄時刻表・切手をつくった人は須佐の人。さらに毛利の家臣益田家も残されていた。


冬景色や瑞風、民俗資料館でうれしくてたまらない。萩まで戻り明倫学舎で小川コレクション(何度も観ている)のなかに「渡邉一族」の「ほし(紋とはいわない)」一閑張りは毛利の紋とは逆構図。おそらく医者の鞄を見つけてまたうれしくなった。


萩市内、吹雪のなかガソリンスタンド洗車機で2度水洗いをした。


そのとき、昼めしを食べていないことに気がついた。

この1日は人生の宝物になった。