愛犬はペットではなく家族

雨が降らないので農園井戸の水位はさがり、半月前から川にエンジンポンプを据え、井戸までホースをつないで散水している。


午後から待望ので雨になったが井戸にはまったく足りない。


美祢市の「そらちゃん」5〜6年前、下関市の動物愛護センターから家族に迎えられた。

なぜか私を特別好きのようで、月曜日の朝は、私の車が遠くの橋を渡ると「はやく来い」と吠える。

着いたら地面に転がったり飛びついたり大騒ぎになる。私の愛犬でもここまで喜ぶ姿はない。


数ヶ月前、かかりつけ獣医さんが肛門から少し奥に触診で腫れ物を見つけた。それの腫れが大きくなり開腹し、それがなにか、他にも転移はないかを調べるために山大獣医病院に紹介状がでた。あす7日の8時が受付け。

来週の月曜日、ここで会おうと抱いた。


20年前、山口市のイタリア料理店フランチェスカ。お店の前のベンチにご高齢の男性が犬のリードを両手で握って座っておられた。


広島在住の人。2年前に愛犬がにガンと診断され山大獣医病院に紹介状がでた。ほぼ毎日の通院処方になり広島からは無理なので山口市内に住まいを借りた。


2日前、愛犬は旅立った。火葬を済ませた。家族が迎えにきてくれ住まいの片付けを済ませてくれてこの店でランチ。私はここで待つことにした。