渋柿をスイーツにする魔術

今朝5時の気温は10℃。

歴史を映像で綴るNHK番組が昨夜あった。裏番組は映画「バグダッドカフェ」悩んだあげく歴史映像を録画した。


映画「アラビアのロレンス」は4時間ぐらい。それを4回も観た。イギリス、オスマントルコ、アラブ人にユダヤ人。そのなかを駆け抜けた悲劇のロレンス。

アラブの独立。ユダヤの独立をイギリスは密約で二股をかけた。けれども、ふたつの民族を敵対させイギリスは石油の利権獲得が目的だった。


そこにヒトラー登場でますます民族紛争は混迷を極め、いまおきているガザの地獄にいたっている。


4時までに観終わった。4時のトップニュースはガザ。

島国、国境は海という日本人の感覚では理解しがたい現実がある。


この時期、夜の作業は渋柿をウイスキーでスイーツに変える楽しみがある。

農園には渋さ抜群の柿の木がある。その実が赤くなったら夜の仕事がはじまる。


岡本拓也さんお母さん(故人)が渋柿をスイーツにするわざを教えてくださった。

家内は無類の柿好き。私が夜な夜なつくるスイーツを目をほそめてほうばる。


野鳥が多い農園では干し柿はできない。手っ取り早い方法は渋柿を冷凍して解凍すると甘くなっているが。ウイスキーの魔術にはかなわない。