太鼓判は「健康体」だった

右はしの島は秋穂の姫島
右はしの島は秋穂の姫島

10数年ぶり、かかりつけ医で「撮りなさい」と言われてレントゲン。その結果は肺に影があるので国立機構・山口宇部医療センターに紹介状を書いてもらい受診したのは1ヶ月前。

外国製で最高のCTと能書きがあるその検査室で撮影。血液は大量採血であらゆる角度から、血液からとることができる病状のすべてが診断された。

その結果は「良」となったが、若い男性ドクターは「もう一度、1ヶ月後にCTで診させてください。変化なければ、あなたのフォローを止めます」と、私の体調に真摯向き合ってくれている姿勢に「お願いします」と再検査を受けることにした。


ドクターの懸念は「がん」ではなく「結核」だった。ところが、月曜日から体調がどん底に落ちて咳が出る。


ドクターは「季節の変わり目で軽い風邪の人は多くなっています」と私の咳は無視して、CT画像を1ヶ月前と入念に見比べていた。

その結果は、肺は間違いなく異常は見当たらない。けれどもインシュリンをコントロールする極小さい臓器が少し大きいことが気になる。半年先の3月15日金曜日にそこを検査しましょうになった。

予約は発効されたが、3月になったら「その日は不都合」という電話をして検査は終わりにする。

身体を、最新の医療検査装置で調べたら、私の年齢ではどこかに問題点はあると思っている。


悪いところを徹底的にさがして「やっぱり」と安堵するよりも毎日を元気に働きながら、それが世の中のお役にたっている幸せを感じて残りの人生(命)を歩もうと思った。


写真は、私の人生に大きな影響を与えてもらった磯村千代子先生のふるさと東岐波海岸。このそばに病院はある。


宇部掃除に学ぶ会を初めようにも受け入れてくれる学校がない。磯村先生に言うと「今から行こう」と東岐波小学校の校長室。阿知須小学校をふりだしに障害児の教育で教員生活を最後まで全うされ。、地域の民話を古老に聴いて歩き、地域の戦争未亡人の全部に何度も足を運んで女性からの視点で戦争を反対し続けた強者。


周防灘の干潮を眺めながら「あだち君、歴史は天皇の歴史と庶民の歴史がある。何を食べていたか、何を履いていたか。そこに、私は歴史をみている」と。