木曜日、元気に働きました

「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」を録画再生で昨夜は楽しんだ。今回は島根県江津市から広島県三次市までの三江線が舞台。来年の3月に廃線が決まっている赤字ローカル鉄道。


中国地方一の大河「江の川」に沿って鉄路はある。昭和47年に豪雨があり大河は大暴れして沿線は甚大な被害被った。当時の記憶(私21歳)は、隠岐島で漁の網に財布だったか引っ掛かり、中には印鑑もあった。調べたら江の川流域から日本海に流れ出たモノだった。


今は市町村合併で三次市になっている、三江線沿いの羽須美村役場に通っていた。通っていたころは温暖化ではなく国道54号線(広島市~松江市)の県境、赤名峠は冬場は積雪と凍結で交通の難所だった。

ある時、豪雪のなか電話ボックスがあったので車をとめて電話しているとき除雪車が通過した。除雪の雪で私の車は雪の壁から出られなくなった。


羽須美村役場には南極観測隊が使うような雪上車があった。郵便配達のオートバイは前後のタイヤにチェーンが巻いいた。営業に行ったときの積雪1m80cmは覚えている。


過疎の村。けれども人情があつくお世話になった思い出がたくさんある。


「♥️三原モーテル」という回転ベッドが羽須美村近くで定宿だった。管理人さんと顔なじみになり、回転ベッドのそばで酒盛りをしていた。酒もツマミも管理人さん持ち込み。ある夜の酒はマムシが漬かっていた。


5時に農園スタート。木曜日の下関がはじまった。唐戸魚市場で大阪湾のイワシ(私の一押し)がひと山500円。大きなエイをさばいているおばちゃんがひと山500円!と私に声をかけた。エイはアンモニア臭が気になったことがあり「臭かろう」と言うと「鮮度がおちたら臭うが、これは大丈夫」と。煮付け、湯引きで酢味噌、味噌汁でも揚げてもええと言い始めたら買わずに立ち去れない。


昔、家内と格安北海道ツアーに行ったとき小樽で寿司屋に入った「かすべの煮こごり」というメニューがありゼラチンの魚を食べた。それが「エイ」とあとからわかった。


今夜はエイの煮付け・イワシの刺身と揚げ物に家内が挑戦する。


3時、農園ゴールイン。いつもの場所にハッピーの姿がなかった。