朝の長府でなが話しになった

早朝の長府。

生まれつき足が不自由な犬を引き受け、専用の散歩カートでかなり広範囲を歩いておられる。何度か撮影させてもらいFacebookに投稿したことがある顔なじみ。

今朝お声かけして驚いた。病名はわからないが眼球のまわりになどにうっ血して紫色になっていた。15才をむかえたが食べてくれない。骨に皮がくっついている姿が痛々しい。腎臓疾患もあると言われた。


配達が遅くなってもよいと思って話し込んだ。


数日前に息をとめたハッピーは、だんだんと食が細くなり約4日、水だけで命のともし火を自ら消す支度をした。残った体力を呼吸で使い果たし眠るように終わった。


奇跡を信じて手を尽くしておられる方には酷な話しをしたかもわからない。別れるとき少し遠くからシャッターを押した私に深々と頭をさげられた。


藤中さんと話し込んだ。最近、半藤一利さん文藝春秋の記事を読んで(日本は自衛の戦力をもつべき・戦力より外交)という両極の論者の3回対談に学ぶことが多かったと私が口火をきった。


藤中さん真顔で聞いてくれたあと、私が学べると言った「週刊文春や文藝春秋」について。出版社は販売した書籍の売上と広告収入で経営がなりたつ。ということは広告スポンサーにとって不利益なことを紙面に載せることはできない。

で、広告スポンサーを必要としない受信料で経営がなりたつNHKは、ときの政権が擁護しているので政権に批判的な報道はできない(原発の処理水放出も辺野古も)。


そのあたりが得心ができた。