2年前の想い出を残しておこう。
11月、古希をむかえるその日までに二つのことをやり遂げた。
「人生の車窓」
若いときからの出来事を「車窓」から眺めるように追想した。子どもたち3人に残しておこうと始めた。約1年かけて、毎週金曜日に湯田温泉「温泉の森」に通い続け休憩室のリクライニングシートでタブレットに指1本で入力した。
誤字脱字や文脈の訂正などの推敲は藤中さんと淳貴くんお母さんに何度もお願いした。
短期集中決戦型の私が1年もかけてコツコツできたことは古希の金字塔。
「ポストカード」
古希の記念に夫婦で近場でもよいので泊まりに行こうと1年ほどポケットマネーを貯めていた。
日記やFacebookで新本淳貴くんのパステル画を紹介していた。古希の記念に淳貴くん作品をポストカードにしたらどうかと提案が届いた。
貯めた旅行資金を全部使い淳貴くん作品10点×500組のポストカード制作に取り組んだ。
糸賀さんオフィスのデザイン室の河上さんにポストカードと案内チラシをお願いした。パステル作品の撮影から始まった。「人生の車窓」は河上さんに頼んで原稿用紙に文字を流し込んで完成した。
ポストカードは1000円×500で完売。売上金の全部をバーバラずプロモート倶楽部に寄贈した。
古希の旅資金はすべて使い果たした。なにもないことは残念なので夫婦で3万円で泊まれる光市の国民宿舎を予約した。
ポストカードで私の古希を知った「ぎじろくセンター(私が28歳創業・48歳引退)」の白井社長が私の留守中に農園を訪れて家内に封筒を渡した。
開けてみると大谷山荘別邸の宿泊を古希祝いでプレゼントだった。旅行会社が入り、私の都合で日程などすべてととのえてくれる手はずになっていた。
翌日、白井社長に宇部市内の喫茶店に来てもらいお礼も言ってお返しした。その成り行きで国民宿舎はボクがお祝いさせてくださいとなった。
泊まりに行って驚いた。とても3万円で泊まれる部屋ではない部屋に通され、館内で土産の購入や飲食などすべてサインだけです。夕食は豪華だった。日ごろは飲めない酒を「これ」とメニューからオーダーした。翌朝の土産タイムで家内に「しっかり買ったらええから」とうながした。
白井社長には「ありがとう。嬉しかった」と伝えた。
私の古希は嬉しい二つのことがあり幸せな通過点になった。
「人生の車窓」
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