長靴はいて雨具完全装備の水曜日

「ショック・ドクトリン(ナオミ・クライン著)」を4回にわたり解説された堤未果(国際ジャーナリスト)さんの締めくくりは。

私が好きでない政党がなにを主張しているか。私が好きではない人が私に何を言っているのか。しっかり聴いたほうがよい。


その言葉で私が理解したことは。例えば「焼き肉大好き」連日その好きなものばかり食べる。それより野菜も魚も食べる。


金曜日「あだち美術館」は藤中さん沖縄旅行の写真を載せる予定にしている。そのなかで藤中さんの魅力のいったんを紹介できたらと思って話し込んだ。


下関には文化人たちが定期的に集い、ひとりの方の人生をしっかり傾聴する。そのなかで「あっ、そういう考えもあるのか」と気づきがあったり「その考えかたは私には無理」とか。


そういう意味では、私がきょうお会いした人の話をしっかり聴くことで私がつくられていく。


下関から美祢市に移動のとき豪雨で落ちた美祢線橋脚のそばを通過した。


地域住民は「ショック・ドクトリン」かもわからない。なにか強い言葉で導かれると賛成と両手をあげるかもわからない。その言葉の裏側はどうなっているのか。


30年ぐらい前、水害で被災した山あいの集落があった。被災前から行政としては過疎の集落に道路や上下水道、インフラ整備の予算に悩んでいた。


災害を機に公営住宅を山あいから町にちかい場所に建設して「便利になりますよ」と入居を促した。果たしてそれは幸せになることだったのか。