自然の営みは無情のときもある

7時半に美祢市。プチラボの次は幸嶺園(特養)、徳永理事長が被災しているので玄関を開けて中に置いてください。いつもは外のボックス。

駐車場は泥がたい積。運び出された事務所の泥に浸かった椅子などが積み上げられていた。玄関を開けるとここも泥。悪臭が漂っていた。


開業100年を迎えるJR美祢線は鉄橋が各所で崩落。ただでさえ赤字路線で存続が危ぶまれているところに見通しが立たないと報じられる災害。


何軒かお届け先のお宅も濁流が家のなかを流し、どこから手をつけたらよいか呆然としておられた。


車の自動運転、生成的人工知能がもてはやされても自然の営みの前に、それらでもなす術がない。


アスファルトの道路を濁流が通過すると、アスファルト下の砂利など補強材を流し、アスファルトの路面をめくり上がらせる力があることを目撃した。


農園道路は長年スコップで砂利を敷いたが、部分的にそれを流された。大型ダンプ2台ぐらいの砂利で修復作業がはじまる。