自分を飾らないで生きたいと思った

LINEで昨夜届いた淳貴君「夕陽」


「日本のいちばん長い日」は玉音放送前後の時間、陸軍、海軍、で戦争におおきくかかわった軍人がどこでなにをしたかを、執筆者の半藤一利さんが克明に調べあげ数十時間の流れのなかで300万人もの命を失い、ふたつの原子爆弾を受けた戦争を終結させるため奔走した軍人。かたや本土決戦を唱え戦争継続に奔走した軍人。その両方を正確に記録がされている。


天皇が録音した玉音のレコード盤を放送局に持ち込むとき立派に包まれて宮内庁職員がうやうやしく運んだものはダミー。その裏で本物が無事に届き、日本全国、満州のほうまで玉音は流れた。


その証言を集める手法を半藤一利さんは考えた。個人的に聴くと都合の悪いことは言わない。脚色つまり嘘の証言をする。

それができないよう証言を聴くときは複数の人を同じ場所で聴かれた。その手法が証言の正確さになった。


20日PM13:30  NHKEテレ 最後の講義 保阪正康


戦地から復員した軍人約5000人に聞き取りをした。その証言を、最後の講義で1:1:8と言われた1は真実を話してくれた人。1は嘘で証言した人。8は体験を美化(創作)する人。


半藤さん保阪さんが歴史を曲げてはならないという意思でご苦労された。


つまり私も昔を語るとき創作したり、少しの嘘を交えたりしていたことに思いあたる節がある。


そのことを考えた月曜日が終わった。