娯楽ではない映画作品がとてもよかった

遺影ではありません
遺影ではありません

5年前のご縁で親しくおつきあいしている長府の藤中さん。

壇具川にホタルを再生させるプロジェクトの中心人物。自身の絵画などの作品展。活弁を催したり自費出版もやった。最近では下関の仲間たちと同人誌「木偶坊」を創刊した。そんな彼を理解している人たちは「藤中隊長」と呼んでいる。なかには風貌からか「カバ隊長」と言う人もおるが。


私と同じ1951年生まれ。煙草はやるが酒はあまりやらない。


数年前「ワシは映画づくりの手伝いをはじめた」と言う。その監督や脚本などを知らないまま彼がこの年齢で情熱を燃やせることに関心を持っていた。


作品のロケで長府商店街の一部を通行止にすることが大変なことだと聞いた。消防に警察やタクシーなど、それと商店街の各店舗の協力があってロケができる。それは隊長の適役。


作品名「ウソトホント」が完成。その上映前に監督の柴口勲さん(1967年)が急逝された。


シーモール下関2Fシーモールシアターでその作品が世に出た。

開演の挨拶は作品助監督の藤中さん。上映後は関係者が舞台にあがり監督との思い出を笑いながら、涙しながら語った。呉明美さん次女の「そっちやん」も姉の「美雨ちゃん」と作品に登場した。そっちゃんが監督のお嬢さんに花束贈呈は会場をもりあげた。


作品の前半、ストーリー展開が理解できなかった。けれども、そのことが作品を通しての背骨だったこがラストシーンでわかる。


娯楽作品ではなく「家族」「愛」を私はその余韻のなかにいる。


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