松前先生とても残念です

松前了嗣先生(55歳)の訃報。

小野田市を配達中のお昼前にメールと電話で数人の人から届いた。はじめは「らしい」だったが岡本拓也さんが事故の記事を届けてくださりがく然とした。


維新を語らせたら「この人物」と聞いていた。「ぎじろくセンター」社内大会で白井社長が松前さんを講師に招いたことを知り会いたいと思いはじめた。

会いたい人物を配達先で話していたら岡本拓也さん「あいつは岩国トヨタ時代の部下だった」ではじまり下ネタばっかり。けれどもホンねで生きている私にはそれでいっそう松前さんに好感をもった。


この人物に会うため山口市洞春寺で催された講談師の神田京子さんの怪談。その前座に松前さんが登場した。芸は奇兵隊が打ち鳴らした小太鼓の楽譜を手に入れたからとバチを持っての熱演だった。

つまりは、小太鼓の音で兵隊に命令を伝えるという実演だった。

名刺を交わした。Facebookを使っておられると聞いてその夜フォローした


以後、messengerで真面目な交流がはじまった。


私の山口県歴史家は古川薫先生。おもに県セミナーパークでの講演にはほとんど聴講した。

松前さんの歴史講座も聴きたいので配達を調整してでも聴講した。


その講座のちがいは聴講者の年齢層。古川講座は私が若いぐらい。松前講座、私は最高齢ぐらい。つまり若い人が歴史を学びに来ていた。


その一例をあげると。

初代山口県令(県知事)は定員300人がすぐに満席になった。私は最前列の真ん中で聴講した。笑い話を交えての90分。歴史講座とは思えない笑いの時間だった。


写真は新保さん企画の「萩往還」でガイドを引き受けてくれた一枚。


農園にお招きして仲間たちと歓談もできた。長府から藤中さんが「会いたい」と来てくれた。トヨタ時代の江口課長も来てくれた。大酒のんで楽しいひとときになった。


秋には大村益次郎記念館で仲間たちもいっしょに学ばせてくださいとお願いしていた。


突然の事故で会うことができなくなった。


松前先生みじかいご縁でした。もっと教えてほしいことがたくさんありました。残念でたまりません。