浜崎の底力をテレビで知った

萩市散策はこれまで2回催した。初回は「堀内界隈の歴史探訪」次は「古い町並み浜崎」どちらも30人以上のご参加があり盛会だった。

小規模散策は年に何度も催している。明倫学舎、藍場川、三見の石橋に萩八景遊覧船。


小規模と本格的のちがいは、小規模散策の案内は私がやる。本格的は観光ガイドさんに案内してもらう。萩市も長府も観光ガイドさんは2時間程度で3千円。


浜崎のときはネットで調べたら「浜崎しっちょる会」がガイドを引き受けると知って電話をした。電話口はテンポよく応対してくださる女性だった。申込みのとき参加が20人だったが直前にバタバタ増えて30人を越えた。

集合場所は「旧萩藩の御船蔵」テンポのよい女性が臨機応変に2班編成を提案してスタートで左右にわかれてゴールはこの場所と決まった。


思いがけず大人数にテンポの女性は大喜びされ、普段は立ち入りできない船蔵に我々を招き入れてくれた。殿様の御座船、いまでいうマリーナ陸上保管は左右は石組で屋根は木造だった。

ときの浜崎郵便局長だった藤山愛一郎さんがガイドに急きょ加わった。

テンポの女性が薄暗い船蔵で愛一郎さんに「ぜひ謡ってください」と強く言われて、我々はそれがなにかはわからず拍手をした。


何番もある御船謡をひとつ朗々と謡いあげられた。囲んだ石垣に反響して身が引き締まるような荘厳感だった。


その浜崎伝統の御船謡を山口放送が60分番組できのう放映された。その録音番組を昨夜観て感動した。


地域が強い絆で結ばれているひとつに浜崎では御船謡が柱になっている。それに関わる人たち、地域みなさんが冠婚葬祭までこの伝統行事があることがわかった。藤山愛一郎さんもたくさん映っておられた。


月曜日の配達は5時にスタート。1時に戻って草刈機を担いで約1時間。燃料がガス欠になるまで汗をかいた。


農園ちかく安富ダムは満水で放流をはじめていた。