淳貴君ご家族嬉しい来園

淳貴君お姉ちゃん撮影
淳貴君お姉ちゃん撮影

淳貴君ご家族4人(ご両親とお姉さん)が初めて農園まで足を運んでくださった。


毎週水曜日、下関スペシャルオリンピックスを運営される人たちが山の田の通称ちょぼハウスに集まりさまざまな裏方仕事をされている。私は玉子で微力ながら活動を支援する企画、スペシャルエッグのことで9時半から30分ぐらい立ち寄って玉子を届けて事務的な打ち合わせをテンポよく済ませる。


ちょぼハウスは松村御大にご縁のある方の自宅。事情があり空き家の立派なお宅。水曜日は皆さんで窓を開放して部屋の掃除、ご仏壇に生花を供えるなどを済ませてスペシャルタイムになる。


その日、トイレに座って便器を磨いている女性の後ろ姿が印象的で声をかけた「お名前は」と聞いたら「しんもと(新本)です」この場面から淳貴君と私のご縁がはじまった。


森信三(のぶぞう)

 人間は出逢うべき人には必ず逢える。一瞬遅から     

 ず一瞬早からず


来月、下関市立美術館で秋の展覧会があり松村御大の50号油絵が掛かることをお茶をいただきながら話したとき、新本さんが「息子の作品もあります」とその出品作品をスマホで見せてくれた。


市美展でその作品の前にたった。ラクダの顔を真正面から描いたパステル画のタイトルは、描いた本人が決めた「前髪」にびっくりした(2020年10月)淳貴君は当時豊浦総合支援学校2年生だった。


私は苦手だったLINEを淳貴君が使うということで、LINEを勉強しながら毎日淳貴君と私のLINE友だちがはじまった。

以来、私の古希の記念ポストカードや今回で二作目になったSmileBagにまで淳貴君の作品が力になった。


トイレ掃除の出逢いが大きく花がひらいた。


待望の淳貴君ご家族をお迎えできた記念日になった。