ゆきちゃん4歳の誕生日

愛犬「ゆきちゃん」4歳誕生日。

豊浦の山中に猪猟に入った黒井の猟師さんが、段ボール箱に入れられ放置された生後すぐの3頭を保護してくれた。


女子高生のお孫さんが「犬のミルク(おそらくペットショップ)」を買い求め授乳がはじまった。日中はばあちゃんが授乳担当。けれども猟犬数頭がおり保護した3頭を飼うことは無理。


高校生にピアノレッスンに通っていた先生がSNSで飼い主さがしを始めた。それをフルート教室の長門さんがキャッチして私に転送。農園には老犬ハッピーだけ残っており、最後までつきあったら犬は飼わないと決めていた。


これまでの愛犬たちは長寿だった。長門さんに返事をするまで数日かかった。引き受けると決心した理由は「この犬を最後まで面倒を見る」ということ。


4月28日、黒井まで迎えに行った。ご家族が見送ってくれた。他の2頭はすでに貰われていた。


山中でやっかいな動物の病気「疥癬(かいせん)」にかかっていた。とにかく痒いのは、全身の毛穴に小さなダニがおり放置すると毛が抜け落ち裸になり、痒みのストレスで命をおとす。


夜も痒くで眠れない。ネット検索で皮膚病がとくに専門のクリニックを見つけた。初診で「治しますが日にちがかかります。次からは私が車で診ますから連れて入らないでください。他の犬猫に感染します」何種類かの薬が処方された。兄妹犬にも感染していないか連絡するように言われた。ゆきちゃんだけ感染だった。


子宮と卵巣摘出の避妊は生理の前に済ませた。


とにかく活発で散歩もひと苦労。何頭も世話をしたがこれだけしろしい犬ははじめて。あるとき、ゆきちゃんと他の犬を比べたことが間違いだった。この活発さは個性だから受け入れようと思った。


いまはリードがゆるむぐらいゆっくり散歩もできる。「待て」「来い」「座れ」「伏せ」は覚えた。


午前中いろいろ用事を済ませて昼は農園で食べた。予定では温泉の森でゆっくりして「あだち美術館」を更新するだったが、農園に戻った理由はトイレと風呂掃除が気になっていた。

使い古しの歯ブラシに洗剤をつけて金属部分や洗面台の汚れを落とした。落としたら他の汚れが目にうつりそれもみがいた。


明日は家内が金光教太秦教会「春の霊祭」に参拝。コロナで4年ぶり。私は土曜日の配達を美祢市で終えて於福道の駅温泉。ここでゆっくりして「あだち美術館」を更新する。