呉明美(お・みょんみ)さん親子コンサートが山陽小野田市で催されるので今朝申し込みを済ませた。
何度か日記に明美とのご縁を書いているが。
20年ちかく前。親しくしていた黄栄作さん(故人)に誘われて豊浦町どこかの公民館で李陽雨(い・やんう)さん数年前故人になった。コンサートがある。集まりてが少ないと思うから一緒に行こうと。陽雨さんはその前から何度か農園に泊まりに来ていた。
鬼ヶ城山で炭焼きで生活する両親に育てられたことを歌にした「炭焼きの歌」をギターで野太い声で歌っていた大きな男のフォークシンガー。十八番は「ヨイトマケ」だった。丸山明宏とは顔も声も真逆でもヤンウさんの歌声は心にしみた。
公民館コンサートはヤンウさんと福島からの「影法師」というおじさん3人組フォークシンガー。もうひとりがうら若い明美さん。バッチリ民族衣装で登場。掃き溜めに鶴だった☺️
チョゴリや奏でる楽器カヤグム(韓国の琴)をその歴史もふまえて説明して演奏がはじまった「アリラン」「トラジ」などを歌い上げた終わりに「涙そうそう」大きな瞳から涙がこぼれおちた。
1週間前、大好きだったおばあさんのご葬儀があり歌いながらおばあさんを思い出した涙だったと。
20年、ずっと彼女を応援している。
「屋号」で呼び会う地域がある。
長門市野波瀬がそこ。初めて配達に行ったとき「ふじはち」と言えばわかると電話で教えてもらった。それでお宅をすぐに教えてもらえた。玄関の表札とはちがう、何代か前のあるじが「藤田八郎」それで今でも「ふじはち」「きたじゅう」は北村重蔵。地域の絆はつよい。
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