知りたいことはわかるまで聞く

写真は今朝の美祢市持田(地域の名称)


石積のお宅が四季折々とても美しい。私が好きな風景のひとつ。雪の朝、幸い月曜日は美祢市、ウキウキしながら撮りに行った一枚。


歳を重ねて本を読む視力がおちてきた。けれども「知りたい」という気持ちは若いときと同じ。テレビ番組予約録画で「知りたい」番組を探す。先日の「大英帝国60分」は2度みた。とくにアジアとイギリスの関係を勉強できた。


きのうは萩市須佐歴史民族資料館・阿武町奈古の街並み散策・萩・明倫学舎の三点セットで学ぶことができた。そのことはおいおい日記でご紹介したい。


そのひとつを日記に書いておく。

それは萩・明倫学舎。300円払って維新の歴史がじっくり学べる。5~6回ぐらい学びたいテーマを決めて足を運んだ。


今回は長州ファイブは下関戦争数日あとにイギリスに密航した。その莫大な留学費は毛利の裏打ちで大商人が出した。おそらく今のレートで五億円。

知りたかったことは、長州ファイブは語学力を持ち合わせていたか否か。あったとすればとこで学んだかを知りたかったが不発に終わった。


何度も見た幕末ミュージアムの大砲・鉄砲・軍装などだらだら見て出ようとしたとき知りたいスイッチがONになった。


これだけの展示物は誰が収集したのか。


解説してくれる人(女性)に聞いた。小川忠文という下関市の方が半世紀かけて集めたコレクション6000点以上を萩市に寄贈されて幕末ミュージアムが完成した。


小川さんは1941年生まれ。15歳のときアメ横で買ったピストルから銃や大砲。それにつれて軍装に天文に医学などオークションで集めてこられた。


昨年の秋に亡くなられたが写真はあると案内された。その雄姿は長州鉄砲隊の指揮をされている写真だった。

数年前、鉄砲と大砲を学ぶ目的で訪れたとき説明してくださったご老人が「これは私です」と指さされた写真が鉄砲隊指揮官だった。


私の勉強はポイントを決めて質問する。


須佐でも奈古でもしつこく聞いてしっかり理解できたことが土産になっている。