車内のネズミを駆除できた

下関市清末のレストラン「卯」。おそらく農園と同じ時期にオープンされた。オーナーシェフの金刺さんとはお掃除で知り合い、その後は宇部と下関の夜の街探検。農園たまごをずっとごひいきにしてもらっている。私よりひとまわり若い「卯年」。


唐突に「ヤギを探しています」とLINEが数ヶ月前に届いた。料理に使うのかと思ったら菊川に新規出店された「うさぎ茶屋」のマスコットにしたいということだった。ヤギで私の引出しを探して出てきたのは淳貴君。「ツッチー」と淳貴君が言うお店で飼われているミニブタや鶏などのなかにヤギもいる。淳貴君のお母さんに金刺さんのことを伝えてご縁が結ばれて「ゆきちゃん」がお輿入れした。改名して元気に暮らしている。

「人なつっこい」のは淳貴君が可愛がったから。


戦いがはじまったのは今月の3日(木曜日)だった。下関市内のコンビニで朝のコーヒーを楽しんでいたとき荷室からゴトッとひとつ音が聞こえた。直後に助手席シートを大きなネズミが走って足元に消えた。そのとき思ったことは、どこか停車中に紛れ込んだネズミが車の外に出た。


数日あとの寒い朝。車の暖房を入れても温風が出ない。一番強力にしても出ない。山口トヨタ山口店に立ち寄りファンが故障していると修理をたのんだら「エレメントを、おそらくネズミがかじっていました」と。あのネズミを思い出した。


ネズミは車内のどこかに潜んでいるのか。夜な夜な外から車内に入るのかを確認するため車内にエサのチーズを数ヶ所置いて、農園でとめる場所を変えた。チーズは食べられた。


車検があった。2泊3日でトヨタに車を預ける。車体のどこかに潜んでいても水や食べ物を求めてトヨタの整備工場に出るだろう。


車検を済ませた。

その日の夕方に荷室に載せたモノをかじっていた。糞もあった。


つまりネズミは車体のどこかに潜んでいる。


チーズは好物らしい。ホームセンターで捕獲用の粘着シートを3枚買った。そのシートのそばにチーズを置いた。ふた晩目のきのう朝、粘着シートにあのネズミがかかっていた。


昨夜、好物のチーズを車内の何ヵ所かに置いた。今朝それは食べられていなかった。


美祢市のプロパン店に今朝配達に行ったとそれを話題にしたら「ガスレンジの配線をネズミがかじる」ぐらいならまだしも、ゴムホースをかじったこともある。


その対処は殺鼠剤よりも粘着シートを使う。