11月の初日は山口市

農園近く、毎年紅葉を楽しみに待っている。山口市から帰り道に立ち寄って撮った。配達で広範囲を走るのでお気に入りの場所がたくさんある。


火曜日は山口市内。農園を6時半スタートでよいのでゆっくりできる。


100分de名著 折口信夫「古代研究」をゆっくりかみしめて間なんでいる。全4回を録画しているが1回を何度も見た。テキストも繰り返し読んだ。

今朝から2回を見ることにして3時に起床。5時半過ぎに犬も掃除も食事も後始末も終わった。


解説の上野誠先生(国文学者・國學院大學教授)はソフトな喋り口で好感をもって学んでいる。その本題から少し離れた先生の話しで「そうだ!」とガッテン!したことがある。


それは、例えば神社の「おみくじ」それは神様から自分が授かった教えとして「いただく」心で開く。待ち人・恋愛・商売など目をこらして自分が「あっ!あのことがここに書いてある」と納得できる項目を探して得心する。

「家族が家の基なり」と書いてあれば、胸に手をあてて反省することがうかんでくる。


私がつねづね改まらなければと思う、そこを突いてくれる教えが神様から諭されたと受けとる。そのようなことを思いながら録画を見た。


古代の人が後の人に伝える大切なことは抑揚をつけた。抑揚によって長い内容が口伝として継承されたという場面はおおきなガッテン!をした。


大祓の詞は抑揚で次の言葉が出てくる。隠れキリシタンの人はいまでも意味はわからない抑揚のついた唱えをされている。

それがわかる行事は「歌会始め」万葉集の時代、遠くの人にも近くの人にも言霊をとどけるためには抑揚が要る。


今はマイクやスピーカーの性能がよくなり短い発音で駅員さんが次の電車は「新宿」と言えばホームの人は聞こえるが、昔は抑揚をつけて、まるで歌会始めのように「しんじゅくー」と言った。


脱線しながら2回に入った。テキストを読みながら何度も再生する。


🔶3日、午後9時NHKテレビ番組「クラックTV」は特番「ミュージカル」です。先週はショパンでした。今週は時間延長で予告では「保存版」ということでした。ご案内です。