満載の荷物で木曜日を走り終えた

山本一力の作品は目の前に「江戸の時代」ひろがり、そのなかに浸りきる楽しさがある。とくに料理や酒など見てきたかのように伝えてくれる。

そのなかで酒は土佐の酒が何度も登場する。その酒を宇部市の松原酒店が仕入れてくれたので一本買った「酔鯨酒造」の特別本醸造。焚き火で燗をつけると最高の味わいと書いてあった。オンザロックでもスッキリ呑めると。


その高知の酒を冷蔵庫に入れて木曜日がはじまった。


唐戸魚市場でその酒のあてにさがしたのは、刺身・揚げ物、煮ても旨いコイワシ。あるにはあったが氷水に浸かっておらず山に盛ってあった。

「立ちん坊」のおばちゃんが地魚を開いてひと山いくらの店は全部閉店。

一匹350円の北海道サンマはこぶり。北浦のアジも横目で見ただけ。


30分ちかく市場を歩いて7時、家内に「魚は買わなかった」と伝えた。


私のタブレットをWi-Fiで支えてくれた商品を宅配の着払いで送り出した。

来月はdocomo契約の5GBで普段どおり使って、5GBでの過不足を確認して次のことを考えようと思う。


美祢市、ひとり暮らしのばあちゃんに6個を配達して1ヶ月分の990円を頂戴した。


耳がとおくなり、私が裏口の戸をあけて「ばあちゃん」と声をかけてやっとわかる。


こたつでご主人の遺影を両手でもって何やら話しているとき。写経のときもあった。先月は、戸をあけたらほぼ裸「畑で汗をかいたんで拭きよった」その姿で支払いをした。

美祢市の女子刑務所に何やら教えに行っているらしい。


先日Facebookに投稿した絵手紙の「下駄箱ギャラリー」をタブレットの画面で見せた。皆さんのコメントを読みながら涙をこぼされた。


きょうの作品は永六輔。なにかで聞いた言葉をメモ書きにした。それを描いてみたと。