教えてもらえる人が身近にあってしあわせ

木曜日も下関。国道2号線を走っている6時前、東の空が染まりはじめて車をとめて一枚は厚狭。


この直後、埴生付近で多重事故発生。下り車線は私が先頭で約20分とまった。


今朝の唐戸魚市場。台風一過のうねりが各地に残っているようで魚が少ない。あっても開いているので鮮度は?先週の木曜日「美味しいですよ」と大阪湾のコイワシで声をかけてくれた女将に「揚げて、刺身で、煮て食べた旨かった!」とお礼に立ち寄った「きょうは魚がないんよ」と(無理して買わんでええ)という顔だった。

さんざん場内を歩いたが手ぶらで出た。


下関市で研ぎで100数十年、いまは三代目の「清水」奥さまの清水千代美さん(スペシャルオリンピクス)にきのう預けたプチラボ加奈ちゃんの包丁が研ぎをおえていた。

昨夜観た録画、奥出雲の「たまはがね」を清水さんにその感想を話した「日本刀の魅力、崇高さが少しわかりました。砂鉄を木炭ではがねに加工する技術は神事と思いました」と言うと刃物屋の清水さん饒舌になった。

「ナマコを初めて食べた人もすごい。木炭ではがねをあみだした人もすごい」と言ったら会話が終わった。


木曜日は菊川のフルートちゃん(長門昌代さん)のお届けがある。彼女がホテルフロントで活躍の若いとき、私も宇部から下関まで飲み歩いていたころトイレ掃除で知り合った。


録画して楽しんでいるEテレ番組「らららクラシック」を話題にした。とくに前回「ボレロ」がテーマでとても楽しくクラシックがわかった。

で「演奏者の皆さんは指揮者を見ていますか」と素朴な質問をした「ながとまさよフルート教室」の先生に。


明解に答えてもらった。


指揮者はカーナビと思ってください。高速道路を走っているとき、道を間違わない国道を走っているときナビは見ませんよね。けれども、目的地に対しての分岐点などパートごと「ここは見逃せない」と、そのときはナビに目が移りますね。指揮者はオーケストラのナビと思ってください。


刃物屋さんにフルート教室。

私の身辺に教えを乞える人がたくさんあってしあわせ。