ゆきちゃん物語

少し暑くて寝苦しい夜でも8時ごろにはクーラーをとめる。むし暑さは日中の疲れとアルコールで気にせず眠りにおちる。


今朝も3時前に目がさめたときシャツは少し汗ばんでいた。農園スタート前に温水シャワーを毎朝使っている。


しっかり寝るコツはしっかり働くこと。


写真は「ゆきちゃん」をむかえに黒井に行ったときのもの。2019年4月28日。


育ててもらったお宅の爺ちゃんがイノシシ猟に行ったとき山に捨てられた3匹を保護した。けれども弱っており、自宅には数頭の猟犬がおるので連れて戻ったが処置に困った。


向かって右のお嬢さん は豊浦高校生。犬の母乳(私はそれを初めて知った)を買いに行き哺乳瓶で飲ませ3匹の命を救った。翌日の学校は休んだらしい。


育ってはきたがこのお宅で3匹の世話をすることはできない。

お嬢さんのピアノレッスンに通っている先生が「飼い主さん募集」をFacebook投稿した。それを、私が長年お付き合いの「長門フルート教室」の長門さんがキャッチして私に転送した。


正直、どう理由をつけてお断りしょうかと後ろ向きだった。その後、3匹が成長して飼うには限界がきていることがLINEで届いた。


28日は家内が太秦教会にご用奉仕で行った。それをねらって黒井まで引き受けに行った。行くまでは2匹を連れて戻る予定だったが1匹でよかった。

太秦教会の長女に写真を送った。それが家内に「また犬を連れて戻った」という強行突破。


保護してくれた爺ちゃんが出てこられた「あんた、どこかでワシと会ったことはないかね」と私の顔をマジマジと見られた。私の記憶の引出しには見あたらない。

私は以前「ぎじろくセンター」という議会会議録を調製する会社を経営していましたと言うと「やっぱり!」爺ちゃんは旧豊浦町役場議会事務局長だった。つまり私は何度も営業に通って局長にお会いしていた。


そのご縁の糸で「ゆきちゃん」は農園犬。