あだち美術館 更新しました

長年お届けしているお宅の表札。

ご主人在宅だったので読み方と由来を聞いた。


昭和19年3月10日(陸軍記念日)が誕生日。三十士と書いて「みとし」と読ませる。


国防婦人部と称した全国組織が陸軍の後押しで活躍した。男子を一人は出征させることが母親としての誉れ。男子に恵まれない母親は肩身が狭い。鍋釜にカヤの金具まで供出させられたとき地域の主婦同士のチェク「まだあるじゃろう」出征兵士を歓呼で見送り、戦死すれば地域の婦人部がこぞって仏壇に手をあわせて立派な英霊になられましたねと。


しかし戦地に我が子を送る母の心は涙だった。繕わなくてはならない世間体と親心。心の戦争だった。


正義の戦いなどない。


表札から昭和19年の世相が読み取れた気持ちになった。


疲れきって木曜日の夕食。唐戸の魚はそれでも旨かった。とくに六連島のアジ丼は絶品。跳ねていた小魚(小鯛・イトヨリ)の揚げ物。牧君から岸和田のナスの漬け物が届いて食卓は賑わった。


3時過ぎに目があいた。アルコールはすっかり抜けていた。予定では早朝から草刈、予報では朝から雨。予報に期待して雨具レーダーを確認したら濃い雨雲が接近中だった。

4時に焼却ゴミに点火して愛犬の散歩まではできた。ゴミが焼き終わったころから落雷と豪雨が始まった。内心「草刈はできないから」と喜んだ。アルコールは抜けたが疲れは残りアリナミンを1粒飲んだ。効能に期待はないが家内が「飲め」と。


いろいろ済ませて10時に「温泉の森」一番乗り。サウナ上段真ん中で15分床にたくさん汗をためるほどだった。

ジャグジー湯で足の裏からヘソの奥まで洗浄。寝て入れるお湯で手足がほとびるまでリラックス。


休憩室でWi-Fiを使って「あだち美術館」更新。


お昼過ぎに農園に戻り渇いた喉に冷たいビールをゴクゴク飲んで昼寝ができた。