小エビのかき揚げ木曜日

毎朝、この写真に手をあわせて農園をスタートしている。亡くなる前の「サービス付き高齢者住宅」ここでベットから落ちて入院になり、病院で命を終えた。


農園で泊まって葬儀のことを話してから体調がくずれた。入浴に排泄などの世話を自宅でやる決心ができない。特別養護施設の門をたたいた。介護認定やケアマネージャーなど福祉制度から学んだ。

病院と福祉施設を7年、母の世話をしながら私たち夫婦は「老い」に向き合った。母が身をもって「老いていくこと」を学ばせてくれた。


今朝の唐戸魚市場。どの店にも魚が少ない。旬のアジを買いたいとはりきっていたがアジはどこにもない「えらい魚が少ないね」と店のおばあちゃんに声をかけたら「最悪です」と返事をした。


ちがう店で「きのう綾羅木海岸は穏やかだった」と言うと「沖ではうねりがあった」と教えてくれた。


下関港から乗り合い船で1時間。水深60mで鯛

釣りを楽しんだ昔がある。船には餌の小エビが生かされており釣り場まで船長の目を盗んではエビをとって肴にしてワンカップを飲んだ。


その餌に使うような小エビが山であった。ご丁寧に頭とカラを取っている。頭こそ一番うまいのに。

今夜はかき揚げと決めて山を買った。


金曜日は仕事なし。ゆっくりできる朝をむかえるが、土曜日に京都に行くので土曜日の配達に早朝から出かける。


京都は暑いと太秦の照美さんからLINEが届いた。