台風なみの春の嵐だった

 農園敷地に先ずは母のお骨をおさめる花壇のようなものを考えている。下関の金剛住器の木村社長がお手伝いを申し出てくださった。

 何度もホームセンターに足を運び部材の写真を撮っている。配達の途中で気に入った花壇もカメラにおさめている。


 きのう、農園倉庫を片付けていたら母が手書きの句集が見つかった。これまでの俳句は大学ノート数冊だったが、今回見つけたのは赤い布表紙ハードカバーだった。その冒頭に俳句を始めた気持ちがあった。


 平成四年 其桃俳誌入会

 田辺八重子先生の紹介にて、宮崎先生の御指導を受け平成四年十二月より其桃に投句する。やさしい先生に恵まれ、下手ながら頑張る決意をする。

            よき出会いの日 吉日


 一月は三句

 

 おだやかな日和で今日は寒の入り

 三人の孫に手渡すお年玉

 賀状くる親しき友の顔うかぶ


 京都の納骨を、やっぱりすぐ側にと願いをたてて進めていることに母は喜んでくれてたくさんの俳句でお出ましになった。


 昨夜は暴風で何度も目がさめた。

 早朝の萩市。屋根瓦が落ちていたり信号機が停電していたりした。写真は浜崎側で係留の船が木葉のように揺れているようす。

 長門三隅では多くのビニールハウスが倒壊していた。