恵みの雨音 たくさん学べた日曜日

 淳貴君と毎日やりとりのLINE。私は文字や言葉で伝えるとき私を飾っている。それを飾らない淳貴君のLINEが教えてくれた。

 昨夜は「好きな動物を5つ教えてください」とLINEしたら「犬・猫・ヤギ・ユキヒョウ・トド」と返信があり「5つでは無理です」と添えられた。選ぶことに真剣に取り組んだことが伝わった。安易な問いかけをして申し訳なかった。


 昨夜から恵みの雨音。日曜日も3時前に目があいた。

 活字を読むことが年齢のせいか苦手になった。テレビとラジオ番組が読書にかわるものになっている(本は買う。けれども目が疲れて「積ん読」に)

 早起きできたのでたくさんの録画番組から二つを選んだ「ETV特集 ぼくは しんだ じぶんで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本」「クラシック倶楽部 村治佳織 村治泰一 ギター・デュオリサイタル」6時まで観た。犬2頭は用を足したいと待っている。傘をさしてそれだけは最優先した。

 

 日曜日の朝だけは健康より食べたいもの。サッポロ塩ラーメンにたくさんのモヤシとウィンナーに生卵。食べるラー油でアクセント。

 お湯はポットで沸かす。麺は鍋で。モヤシとウィンナーは別の鍋で煮る。丼いっぱいに盛り付けて胡麻油を垂らして笑顔で食べる。


 菊川画廊。開催中の「三戸了一展覧会」は楽しみだった。理由は今年最初の展覧会。菊川さん、満を持しての催しと思っていた。


 宇部市内に行くときは菊川画廊しかない。その前に必ず立ち寄るのは松月院。山門の向こうに黒衣で本堂横の廊下をお掃除されている末次住職が駐車場から見えた。


 今朝、神棚に手をあわせたとき母のお骨を太秦教会に預けていることについて迷っている私に解決の糸口をお示しくださいと願った。


 新鮮な玉子をお供えに持っていたので上がらずに目的だけ果たせるとお掃除中の住職にご挨拶した。廊下に座られ私は傘をさしての会話になった。

 寄せ墓(無縁仏)が境内横に広くつくられている。とくに住職はこの墓におもいを込めておられることがわかった。つまりご先祖様について丁寧に教えてくださった。


 菊川画廊でお茶をいただきながら菊川さんからご両親や縁者の供養についてどのようにされているかが語られた。


 写真は今年の年末に「梅田恭子展覧会」を計画されているとのことで芸術雑誌を撮らせてもらった。そこに菊川画廊があった。会期中は作家展として会場(画廊)に滞在されるらしい。

 作家に愛される菊川画廊。


 開催中の「三戸了一展覧会」は今月25日まで。画廊は☎️0836 31 9822